ヴァレンティノを彩るクチュールメゾンの気品のカバーイメージ
「15年先の未来も一緒に」

A Letter from VALENTINO

ヴァレンティノを彩る
クチュールメゾンの気品

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「15年先の未来も一緒に」
A Letter from VALENTINO

ヴァレンティノを彩る
クチュールメゾンの気品

SPUR35周年、SPUR.JP15周年のアニバーサリーを記念する本連載では、時代を超えて愛され続ける名品と、そこに宿る豊かな物語を紐解いていく。今回は、オートクチュールを原点とする、ヴァレンティノの華麗な世界に触れる。

愛され続ける“Vロゴ”の魅力

ブランドの頭文字をグラフィカルにデザインした“Vロゴ”は、1968年に発表された“白一色で統一したコレクション”に登場したのが始まりだ。1970年にプレタポルテが発表されると、バッグやシューズ、テキスタイルなど、バリエーション豊かなアイテムが“Vロゴ”とともに登場し、ブランドの象徴として確立。ファンたちを魅了し続けてきた。艶やかなブラックに、ビジューで“Vロゴ”を表現したカチューシャは、ジュエリー感覚でまとえるヘアアクセサリーになっている。

Tシャツ¥181,500(ヴァレンティノ)・カチューシャ¥97,900(ヴァレンティノ ガラヴァーニ)/ヴァレンティノ インフォメーションデスク

メゾンを象徴する
“ヴァレンティノレッド”のドレス

ジャクリーン・ケネディ、エリザベス・テイラー、ダイアナ元妃など、世界のトップ・レディたちに愛されてきたメゾンのドレス。ヴァレンティノ・ガラヴァーニが好み、毎シーズン発表し続けた鮮烈な赤が、“ヴァレンティノレッド”と呼ばれるまでに定着。スカートにローズのアップリケディテールをあしらったクレープクチュール素材のミニドレスに、メゾンのDNAが薫る。

ドレス¥1,320,000/ヴァレンティノ インフォメーションデスク(ヴァレンティノ)

クチュールブランドの
誇りを宿すレース

イタリアにパリのオートクチュールの技術を持ち帰った、創業者のヴァレンティノ・ガラヴァーニ。現在、オートクチュール部門では約60名からなる職人たちが伝統的な技術を駆使している。プレタポルテのコレクションにも、その繊細なクラフツマンシップは踏襲され、その唯一無二の美学が映し出されているのだ。そんな総レースのドレスに、スニーカーを合わせたスポーツミックススタイルから、新時代のクチュールの解釈が感じられる。

ドレス¥4,510,000(ヴァレンティノ)・スニーカー¥121,000(ヴァレンティノ ガラヴァーニ)/ヴァレンティノ インフォメーションデスク