【ギャルリー・ヴィー】自分に贈る「ピンクのセーター」で、身も心もあたたかに #SPURSHOP

街もきらめくホリデーシーズン。心もうきうき……といきたいところですが、実際は師走のあれこれに忙殺されて疲れ切っている人も多いのでは。かくいう私もヨレヨレ派のひとりです。朝、寒くて起きるのがつらい！　起きた時点でもう疲れている！　そんな毎日を乗り切るハックのひとつとして実は有効なのでは、と思っているのが「明るい色の服を着る」こと。色の持つパワーって侮れないなと思っていて、ふと目に入る自分の姿が楽しそうだと、おのずとちょっとだけ気分も上がる。きれいな色の服は人の目にもとまりやすいのか、「それいいね」とほめられることも多く、相乗効果で気分も浮上。「着る栄養ドリンク」的なカラーアイテム、今年の相棒はこちらになります。

ブランド >GALERIE VIE
価格 >￥33,000
サイズ >F
アイテムコード > 429104

「ギャルリー・ヴィー」のファインウールニット。おしゃれな方ならご存じの人もいらっしゃるであろう、毎年人気のロングセラーです。最初に発売されたのは2014年。次々とリピーターを獲得し、押しも押されぬ定番ニットに。おそらく、私が最初に手にとったのは７、８年は前なのではないかと思うのですが、触れた時の柔らかさと軽さ、袖を通すだけでしゃれたムードをまとえる計算された色とシルエットに一目惚れして、色違いで揃え、気が付くといつも手に取っているという時期を過ごしてきました。

その当時はタートルネックニットタイプに惚れ込んで愛用していたのですが、SPURSHOPでクルーネックタイプの別注企画が実現すると決まり、袖を通してみると「クルーネックの方もやっぱりいい！」。品よく仕上がるけれど気取りすぎないミドルゲージの編地とふわふわの手触りは変わらず、ああ、久しぶりに着るけれどやっぱり好きだなあ、と実感した次第。

SPURSHOPの別注色はこちらの「STRAWBERRY MILK」と、柔らかなベージュカラーの「WHEAT」。ひと目見た瞬間にこちらの甘い“いちごミルクカラー”に心射ぬかれました。もう大人だし、着回しを考えるのならWHEATかなあ、と少し迷ったのですが、ピンクにときめく気持ちが抑えられず思い切ってこちらのカラーに。結果、大正解でした！　甘いけれども子供すぎない絶妙なカラーリングのピンクは、意外に普段のスタイリングにも合いますし、疲れた顔も心なしか生き生きして見える。心までちょっとだけ上向きにしてくれるのがうれしいポイントだなと思っています。

 久しぶりに袖を通してみて実感したのは、やはり素材の良さとシルエットの美しさ。オーストラリアの上質なラムズウールを使い、国内に数台だけ残る機械を使って編み立てているとのこと。ミドルゲージのニットにしてはとても軽く、ふわっと柔らかい質感に驚きます。また、シンプルなクルーネックニットに見えて、細部にこだわりが 詰まっているデザインにも注目。身幅にゆとりがあり、やや肩が落ちるシルエットのニットなのですが、後ろ身頃の計算された肩のラインだったり、長めのリブ編みだったりのおかげでのっぺりした印象は受けません。華奢な人ならゆるっとオーバーサイズで、縦横大きな自分のような体格でもリラックスフィットで着られる万人に似合うサイズ感も絶妙。前後差をつけた裾のラインも、フロントはバランスよく、バックはさりげなく腰周りをカバーしてくれるのがありがたい。

あたたかなピンクのセーターを、ホリデーシーズンの自分へのギフトに一枚いかがですか？

チャーミングなフォックスモチーフがアクセント

ラムズウールを使用して編み上げたカーディガン。メランジカラーの明るいピンクに、胸元にはおなじみのフォックスパッチが。さまざまなスタイリングが可能なややオーバーサーズのシルエット。

カシミヤのクルーネックカーデはタイトなサイジングがまた新鮮

人気のカシミヤニットブランドからは、キャロットオレンジのカーディガンをピックアップ。肌触りも心地よいクルーネックカーディガンは、ややタイトなサイジングが今また新鮮。