冬の“究極ベーシック”待望のカシミヤニット&カットソーが復刻！【ARROW57.×椎名直子×SPURSHOP】

スタイリスト椎名直子 × ARROW57. × SPURSHOP 本気でつくった“究極カットソー＆カシミヤニット”

今回紹介するのは、スタイリスト椎名直子さんと、普段はパーソナルオーダーのみで製作するブランド ARROW57.（アロー57.）、そしてSPURSHOPがタッグを組んだ別注アイテム。カットソーとカシミヤニットという一見シンプルな両アイテムに、“究極”という言葉がすっと腑に落ちるほどのこだわりが詰まっています。

“普通に見えて、普通じゃない”究極ベーシック

ニットには、ブランドが誇る上質なカシミヤ糸を使用。ラグランスリーブと幅広の襟ぐりがほどよいゆとりをつくり、“いい意味で”普通に見えるのに、実際は計算され尽くした1枚です。「肌ざわりも着心地も暖かさも、すべてがクセになる」と椎名さんも太鼓判。日常にすっと溶け込みながら、気づけば一軍として頼ってしまう“ユニフォーム的ニット”です。

今回の別注では、カラーは新色のブラックとサンドベージュの2色をご用意。（なお、ブラックはすでに在庫が少なくなってきているようなので、ご検討中の方はお早めに！）

サイズは、S・Mの2サイズ展開。どちらも“抜け感が出るゆとり”が前提で、サイズアップしても野暮ったくならないのが本当に優秀です。私はMサイズを着用していますが、肩まわりに自然な落ち感が生まれ、もたつかずにスッキリ。ほどよいオーバー感が出るので、冬のレイヤードでもバランスが取りやすいです。

レイヤードが劇的にうまくいく、名脇役カットソー

カットソーは、丸胴編みによるシームレスな裾、そして前後の立ち上がりを高めに設計したネックラインが特徴です。これは、ニットを重ねたときに“ほんの少しだけ覗く襟ぐり”が美しく見えるようミリ単位で計算されたもの。1枚で着ても、ニットのインナーとしてもスタイルがすっと整う、心強いアイテムです。

サイズはS・Mの2サイズ。タイトすぎず、ゆるすぎず、自分の“ちょうどいい”を選べるバランス感が魅力です。私はニットと同じくMサイズを着用しているのですが、首元はもちろん、裾も上手にレイヤードできる着丈で、インナーとして見せたい場面でも安心感があります。細身に着たい方はSサイズ、インナーでも少しゆとりを持って着たい方や、肩まわりに締めつけ感が欲しくない方はMサイズがおすすめです。

カラーはホワイトとブラックの2色展開。どちらも手持ちのワードローブとケンカせず、むしろ底上げしてくれるカラーリングです。

セットで着ると、もっといい！

単体でも十分優秀なのに、重ねた瞬間に完成度が跳ね上がるのがこの2枚のすごいところ。カットソーのクリーンさと、カシミヤニットのふわっとした柔らかさ。相反する質感が重なることで、スタイリングに自然な奥行きが生まれます。

“気負わず着られるのに、ちゃんとおしゃれ”。そのバランスを成立させてくれるのは、このコンビだからこそ。2つを揃えたときの「しっくりくる」感覚は、一度袖を通したらきっと忘れられません。そして最終的にワードローブで頼りになるのは、“派手さはないけれど、確実に一軍で活躍してくれる服”。この究極ニットとカットソーは、まさにその代表です。冬のはじまりに、ぜひ迎えてみてください。