もうすぐ、待ちに待ったゴールデンウィーク。今年こそ海外へ、リゾートへ!と旅行計画を立てている人も多いはず。そこで今回は、ファッション賢者の4名に、旅行時のスタイリングを教えてもらった。パッキングの参考になる、着こなし術も一緒にチェックしてみて。
旅行気分を高める、ビタミンカラースタイル
スーパー エー マーケット 青山 スタッフ 足立愛子さん(@adachiaiko_)
「旅に欠かせない羽織もの。ネクストブランドで注目しているコナーマックナイトのコットンジャケットをチョイスしました。短くワイドなバランスの羽織に対して、インナーを細長いフリンジアイテムに。メリハリがあり、足もとがフラットシューズでもスタイルアップして見えるようにしました」と足立さん。ヘルシーなビタミンカラーがこれからの季節にぴったり。
足立さんが旅に欠かせないものとは? 「大切なのはコンパクトな小物選び! 旅行といえばついついその地のおいしそうなものをたくさん買ってしまいがちなのですが、スムーズに支払いができるように財布は斜めがけスタイルに。大好きなドリス ヴァン ノッテンを選べば気分も高まります。足もとはとても軽く履き心地のいいのサンダルを。さっと脱ぎ履きがしやすく、靴下合わせも可愛いので、旅の万能な相棒になるはず」。
旅に必須! ストレスフリーなドレスにユーモアを足して
エディット フォー ルル バイヤー MISAさん(@mdmagw8744)
「旅に出るときは、のびのびと過ごしたいんです。だから、ストレスフリーな着心地の服を選ぶことが多いですね」。そんなMISAさんは、灼熱のリゾート地でも快適に過ごせるノースリーブのワンピースをチョイス。「すごく楽ちんなのに、素材やストラップ、ウエストのくびれのデザインでドレッシーに見えるんです。レストランにも行くときもおすすめ」。
「もちろんワンピースは一枚でも素敵なのですが、やっぱり少しユニークなアクセントが欲しい! そういう気分の日も旅行にはありますよね。そんなときはユハン ワンのベストを重ねています。花が中央に描かれたサテン地で、コーディネートに動きが加わるんですよね。ギャザーやリボンのあしらいも可愛いです。シンプルなアイテムにユーモラスな要素を足すことが、自分らしいバランスを作る秘訣です」。
ジャンプスーツにポップな小物をプラス
LOVE it ONCE MORE デザイナー Maro Kurataniさん(@maro_kuratani)
「トランクに荷物を詰め込むときに意識しているのは、シワにならず、かさばらない服を入れること。オールインワンは一枚持っていくと色々なシーンで役立つので、必ず持って行きます。ディナーの時はスニーカーからパンプスに履き替えて、臨機応変にアレンジすることも」とMaroさん。風通しのよい薄手の素材のため、旅先でも軽やかな印象に。
モノトーンのジャンプスーツに合わせる小物は“カラフル”なものを選ぶことが、Maroさん流。「せっかく旅に出かけるなら、明るい気持ちになれることが大切! 小物はどんなスタイリングにも合わせやすいデザインかつ、ポップなものを選んでいます。キコ コスタディノフのバッグは変形のシルエットがお気に入り。コンパクトですが意外と収納力があり、たくさんのものを入れられるので、重宝していますね」。
非日常なムードを楽しむ、リラクシースタイル
Allege. ウィメンズデザイナー/JASMINE VINTAGE オーナー 水谷優里さん(@yuri_mizutani)
旅行をテーマに、開放的なスタイリングを選んでくれた水谷さん。「最近の気分でよく穿いているベージュのハーフパンツに、南仏をイメージした刺繍が施されたアレッジのジャケットとジレのセットを着ました。一見カジュアルなコーディネートですが、紺のハイソックスにローファーを合わせることで、品の良さも演出しています」。
旅行で意識しているコーディネートのポイントは? 「たくさん動き回ってたくさん遊ぶために、とにかく身軽でいること。私にとって旅は、人生における楽しみのひとつ。行き先によってファッションへのこだわりは変わりますが、ビーチやリゾートに行く時は非日常を味わえるように、肌をヘルシーに露出したり、色物を着ることもあります!」。