秋冬のスタイリングの主役といえば、やっぱりニット。海外ファッションウィークのストリートから、さっそくニットを取り入れた人たちのスナップをピックアップ。今年らしいシルエットや着こなしのポイント、ボトムスとの合わせ方をぜひ参考にして。
Vネックニットで作るエレガントなワントーンスタイル
クリエイティブ・ディレクターのジャネットは、プラダで全身をコーディネート。素肌に着たVネックニットにたっぷりとしたフレアスカートを合わせて、エレガントなワントーンスタイルに。ニットの裾は内側に折り込んで、ボリュームある袖やスカートとのバランスを取った。
コージーなカーディガンにラメパンツを合わせて
別の日のジャネットは、ビッグサイズのカーディガンにラメパンツを合わせて登場。ぐっと違うムードだけど、ニットを素肌に着ていたり、Vラインから見えるデコルテはノーアクセサリーを貫いていたりと、彼女らしいスタイリングのポイントが垣間見える。パンツは、カーディガンの柄と色をリンクさせて、統一感を出した。
甘いピンクのニットをクールに取り入れて
ピンクのニット&キャップが可愛い、モデルのエラ。愛らしいカラーのニットを、腰で穿いたパンツやスクエアトゥシューズ、手にしたレザージャケットといったタフなムードのアイテムで引き締めた。ニットのなかに着た、透け感のあるインナーの見せ方もグッド!
あえてアウトにして着たニットの絶妙バランス
タートルネックニットとロング丈のプリーツスカートの組み合わせは定番だけど、あえてニットをウエストインせず、裾を伸ばして着たことで新鮮なバランスに。白いニットとローズレッドのスカート&バッグの色合わせも、シンプルながらエレガントな印象だ。
ウエストのストラップがニットスタイルをセンシュアルに変えて
スタイリスト兼ファッション・コンサルタントのディレッタ。ストライプ柄のタートルネックニットや、柄スカートとデニムパンツのレイヤードなど、70年代のムード漂うスタイリングだけど、クロップド丈のニットの下からのぞく黒いストラップが、今シーズンらしいセンシュアルなムードを演出している。
人気のロエベのビッグロゴニットを主役に
着こなしを一気に今年らしくしてくれる、主役級のニット。今シーズンのストリートでは、ロエベのビッグロゴ入りニットが大人気。写真のファッション上級者は、温かみのあるベージュをチョイス。ネックレス以外のアイテムにブラックを選んで、ニットを主役として着こなした。普段のカジュアルスタイルも、大きなロゴの効果でぐっとモードに!
アシンメトリーな裾がユニークなニット
同じロエベのニットでも、ベテランモデルのリヤは白いVネックのものをチョイス。草花や動物が描かれたどこかノスタルジックな柄と、アシンメトリーな裾のモード感のバランスが面白い。ラバーソールブーツで、足もとにはずしを加えて取り入れた。
白&黒インナーのレイヤードでクリーンな印象に
バレンシアガのオーバーサイズのVネックニットを着た、モデルのヒ・コン。何気ないスタイルだけど、ニットの下に白と黒2枚のインナーをレイヤードして、胸もとに奥行きを生み出しているのがうまい。インナーとスニーカーをホワイトで揃えて、リラックスしたスタイリングをクリーンに見せている。