80年代ブームの波に乗って、ストリートではビッグショルダーが人気に! 大きく横にせり出した肩のラインは、パワフルな気分とともに、新しいシルエットをもたらしてくれる。じょうずな取り入れ方を、2019年春夏ワールド・コレクションのオフランウェイスナップから学ぼう。
ジャケットの大きなショルダーラインが新鮮!
Photo by Edward Berthelot/Getty Images
ビッグシルエットのレザージャケットを羽織った、モデルのサラ。大きく広がった肩のラインによって生まれるフォルムが新鮮! スリットの入ったミニスカートとニットに合わせ、あくまでガーリィな雰囲気で取り入れた。
注目アイテムはマニッシュなビッグショルダーブレザー
Photo by Edward Berthelot/Getty Images
ビッグショルダーシルエットと相性がいいのは、マニッシュなブレザージャケット。ブティックオーナーのオルガが着たジャケットは、ワイプロジェクトのもの。サイハイブーツを履いてミニドレスのように取り入れ、マニッシュとフェミニンのバランスをとった。
まずは普段のスタイリングにビッグショルダージャケットをオン
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オールホワイトルックで登場した、ソーシャライトのヘレナ。Tシャツやホワイトデニム、スペルガのスニーカーといったベーシックなアイテムが、バルマンのナポレオンジャケットを羽織ることで一気に今シーズンらしいムードに!
定番アイテムこそ、旬のシルエットにアップデート
Photo by Claudio Lavenia/Getty Images
ホログラムのように輝くジャンプスーツに、黒いハイネックカットソーを合わせたモデルのエレナ。ジャンプスーツに目が行きがちだけど、カットソーの肩のラインもしっかりと主張している。黒いカットソーのような定番アイテムこそ、シルエットをアップデートすることが大切だと教えてくれる。
パワーショルダースーツは繊細な色みでフェミニンに
Photo by Claudio Lavenia/Getty Images
ウクライナ版『VOGUE』ファッション・ディレクターのジュリー。藤色のパンツスーツは、繊細な色みが女性らしさを感じさせ、ビッグショルダーでもパワフルになりすぎない。水色のシャツとのカラーコンビネーションも効いている。
ロマンティックなドレスも肩にボリュームを!
Photo by Edward Berthelot/Getty Images
インフルエンサーのパンドラが着たドレスは、バットシェバ(Batsheva)のもの。花柄&フリル使いがロマンティックだ。大きく膨らんだクラシカルな肩のラインが、ただのカントリー風では終わらない、新鮮な表情を演出して。
ビッグショルダースーツを大胆に着崩して
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スカイブルーのパンツスーツを思い切り崩して着た、モデルのアウェング。ショート丈のジャケットとシャツの合わせ技や、パンツの裾を大胆にブーツインするスタイリングに、まだデビューして間もない彼女の気概と個性が漂う。
ベルトでウエストマークして逆三角形のシルエットに
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ストリートで人気のバイカーショーツを、真っ赤なビッグショルダージャケットと合わせて。太いベルトのウエストマークで逆三角形のシルエットをつくり、80年代ライクな気分を楽しみつつ、タイトなボトムスとのメリハリをつけた。
text:Chiharu Itagaki