年末年始のパーティやスペシャルイベントには、トレンドを踏まえつつ、場を華やかにするようなドレスアップをして臨みたい。ハイセンスな私服に定評のある東京のファッション・インサイダー3人に、モードなパーティスタイルを披露してもらった。
鮮烈なカラーリングで場を圧倒!
ハイ アンド シーク ディレクター兼バイヤー 夏川イコさん
潔いまでに鮮やかな、真紅のドレスとターコイズブルーのつけ襟のカラーリングに目を奪われるドレススタイル! 「きらびやかな都会のパーティでは、華やかに装うのがマナー。ドレスを着るべきときにはきちんとドレスアップして、非日常な場を楽しみたいですね」と夏川さん。コートは、夏川さんの主催するセレクトショップ「ハイ アンド シーク」がワイズ ピンクに別注したスペシャルアイテム。ドレススタイルを盛り上げる、リュクスな生地感が魅力だ。
エレガントで品のある「モデスティ・ドレスアップ」
ファッション・コンサルタント 市川 渚さん
「最近、ムスリムの女性たちのような、肌や髪を露出しないファッションが素敵だと思う」と市川さん。ロングドレスにターバンを合わせ、モデスティ(慎しみ深い)なドレスアップスタイルを披露してくれた。ドレスは、「ロング丈でストレートなシルエット、かつ長袖のデザインは珍しい!」と市川さんもお気に入りのアイテム。「普段は前髪を下ろしているので、おでこを出して雰囲気を変えたい。ターバンは短い前髪を上げるのに便利です」。
ドット柄セットアップで全方位隙なくフェミニンに
ウーア ディレクター 濱中鮎子さん
パーティに招かれた際には、セットアップを着ることが多いという濱中さん。自身の手がけるブランド、ウーアのドット柄セットアップでフェミニンなパーティスタイルをつくった。スカートのたっぷりしたフリルが歩くたびに揺れ、ドラマティックな表情で場を盛り上げてくれそう! 「フォーマルなシーンにふさわしい張りと光沢があり、かつシワにもなりにくい素材なので便利です」と濱中さん。