冬休みはもうすぐそこ! 寒い地域でウィンタースポーツを満喫したり、暖かい南国でのバカンスを楽しんだりと、心踊る旅行の予定を立てている人も多いはず。理想のデスティネーションで過ごす休暇中のモードなスタイリングを、東京のファッショニスタ3人に披露してもらった。
一面の雪景色を思わせる、ホワイト&シルバーのワントーン
ビームス プレス 藤井早希子さん
オールホワイトでまとめたスタイリングに、小物でシルバーを効かせた藤井さん。憧れの旅先は、真冬の北海道・美瑛だそう。白銀の世界にも抜群になじみそうな、清廉としたムードのスタイリングだ。「ダウンコートはレイ ビームスの別注アイテム。中綿が通常の2倍も入っていて暖かいのに、とても軽いんです!」と藤井さんもイチオシ。ロングダウンにマキシ丈のドレスを合わせたスタイルだが、白でまとめたことで重さを感じさせず、抜けのある仕上がりになっているのがお見事!
ビビッドなターコイズブルーを柔らかいコートとストールで中和
ロンハーマン プレス 阿部真澄美さん
「アジアの暖かいリゾート地へ、おいしいものを食べに行きたい」と話してくれた阿部さん。スタイリングの主役は、ターコイズブルーのオールインワン。サーフィンが趣味だという彼女のヘルシーな肌にもよく映える、鮮やかな発色が魅力だ。「アウターとストールにはとことんソフトな色を選んで、オールインワンの色を落ち着かせました」と阿部さん。最近切ったばかりだというショートヘアと、サクランボをかたどった大きなピアスのバランスもバッチリ。
リュクスなアイテムでつくる、大人のリラックススタイル
ハイ アンド シーク ディレクター兼バイヤー 夏川イコさん
落ち着いた温泉旅館で過ごす、贅沢な時間。そんな大人の休日をイメージしたという夏川さん。「暖かさと、着ていて快適であることにこだわってスタイリングしました。コートはマルタン・マルジェラが手がけていた頃のエルメスのもの。本来はモコモコした面が内側にくるデザインですが、今年は表に出して着たい気分なので、わざと裏返しにしています」と夏川さん。一泊二日の旅にちょうどいいサイズのバッグは、「かつて住んでいたメキシコを彷彿させるカラーリングがお気に入り」なのだそう。