ちょっとした食事や買い物など、近所に出かけるとき、おしゃれな人はどんな格好をしているの? 東京のファッション・インサイダー3人が見せてくれた、カジュアルだけどだらしなくならないワンマイル用スタイリングをチェック!
こだわりのあるアイテム選びで、緊張感をキープ
Tシャツとスウェットパンツという、リラックスした組み合わせの上に、ガウンとトレンチコートを羽織った小林さん。カジュアルになりすぎないポイントは、モード感のあるリュクスなアイテム選び。「上質なリラックスウェアに定評のあるブランドのスウェットパンツは、縫い合わせがなくシームレスなつくりなので着ていてストレスがありません。こだわりのあるブランドのアイテムを選ぶことで、スタイリングに心地よい緊張感をキープしたいですね」と小林さん。
ほっこり“させない”ニットパンツスタイル
スタイリスト 入江陽子さん
子どもを保育園に送り迎えするときは、自転車に乗れる格好がマストだという入江さん。ニットパンツは着心地の良さと暖かさを兼ね備えたアイテムだ。カジュアルだけど、センタープレスが入っているので都会的な表情も感じられる。「茶色は今シーズン特に好きな色なのですが、カジュアルスタイルだけに『ほっこり』させたくなくて」と言う入江さん。レザーバッグやパンツの黒、シャツのストライプ柄など、スタイリングを視覚的に引き締める要素をちりばめた。
手間いらずなスタイリングを小物で引き締めて
トゥモローランド PR 落合愛菜さん
「家の近所にある気のおけない店へご飯を食べに行くようなときは、着るのに手間のかからない、かつ着るだけでスタイルが完成する服を選びます」と落合さん。1枚でサマになる鮮やかなピンクのドレスに、ざっくりと羽織るだけで今シーズンらしさの出るキルティングコートを合わせ、スカーフをさっとひと巻き。ごくシンプルなスタイリングながら、スカーフにはレディなムードが漂って。ドレスのビビッドピンクが、着こなしに華やかなムードを与えている。