今シーズン、東京のファッショニスタはみんな、主張のあるニットに夢中! インパクトのあるシルエットや色使いのアイテムを自分らしくコーディネートし、楽しんでいる模様!
変化球ニットでつくるオフホワイトスタイル
モデル 関根なつみさん
白いニットは、カーディガンにタートルネックのみが付属しているユニークなデザイン。優しい表情のオフホワイトルックに、重ねて着たマルチボーダーカットソーとスニーカーで色を効かせて。スニーカーは左右でデザインが異なる。「普段使いできて、かつひねりのあるところが気に入っています」と関根さん。
タートルネック部分は背中に折り込んで、ベーシックなカーディガンとして着ることもできる。イヤカフとして使用しているイヤリングはアン/エディ、メガネはオーストラリアのキーのもの。
エッジィなビッグサイズニットにスカーフをひと巻き
学生/モデル Momo百さん
「知り合いがフリーマーケットを開く際に見つけて、譲ってもらった」というビッグシルエットのニットを主役にしたMomo百さん。膝まで届くロング丈と、ニットパンツのフレアシルエットが絶妙バランス! パンツのビビッドな黄色が、スタイリングに軽さを添えている。
ポイントは、姉からもらったものだというレオパード柄スカーフ。「パンツを差し色にしたので、スカーフはニットになじむ色を選びました」とMomo百さん。タートルネックの上からラフにひと巻きして、スタイリングにエレガントな表情を加えた。
赤白のチェッカー柄ニットでストリートライクに
ビームス プレス 藤井早希子さん
明るい気分になれそうなチェッカー柄ニットを着た藤井さん。韓国ブランドによるボリュームたっぷりのコートとの組み合わせには、ユーモラスな雰囲気も漂って。「韓国発のブランドは、柄やデザインにこだわりのあるものが多く、強い個性を感じます。東京のストリートにもよくなじみますね」。コートの中にバッグをクロスがけするスタイリングは、最近の定番だそう。
「ニットはインパクト重視で選びました!」と藤井さん。スタンダードなデニムパンツで、主張の強いアイテムを自分らしく着こなした。
ボリュームスリーブがレトロ&フェミニン
トゥモローランド PR 落合愛菜さん
落合さんが着たのは、たっぷりしたパフスリーブが印象的なニット。レトロな色みと柄のドレスを下に合わせ、足元にはニュートラルな色のロングブーツを。「今までなら黒いショートブーツなどを合わせていましたが、今年はニュアンスのあるベージュのブーツで抜け感をプラスするのが気分です」
フェミニンなシルエットが魅力のニット。「たっぷりした袖のボリュームとは対照的に、身頃は意外にもタイトなシルエット。スリムに見える効果もありそうです」と落合さん。
photography: Kiyono Hattori text: Chiharu Itagaki