【セルフスナップ】 夏の主役、Tシャツを自分らしく着る！

モノクロTシャツにパンツ＆ターバンで色を足して

ヘアサロン「CHAUSSE PIED EN LAITON（ショスピエ アン レトン）」 オーナー　安齋由美さん

「シャツは少し変わったデザインや、目のいくデザインのものを選ぶようにしています。カジュアルすぎず、アートに少し転がるようなイメージで。『変な絵の描いてあるTシャツ、好きだよね』とよく言われます（笑）」と言う安齋さんが着たのは、収益の一部がCOVID-19関連の寄付になるというTシャツ。マスクをした野口英世像がさりげなくユーモラスな表情だ。

スカーフをターバン代わりにして、モノトーンのTシャツに色をプラス。「ターバンは、柄や色がある方がオススメ。巻き具合や、服に合わせてアレンジを効かせやすいです。逆に、白やベージュのものはタオルっぽくなってしまい難しい場合も。ヘアはきれいにまとめるのではなく、ラフに。後れ毛などは少し強め＆ランダムに巻くといいですよ」と安齋さん。

アレンジの楽しめる変形Tシャツを主役に

スタイリスト　早川すみれさん

何枚ものTシャツをはぎ合わせたようなデザインのTシャツを選んだ早川さん。「プリントのデザインやオンス（生地の厚さ）を見て選ぶことの多いTシャツですが、今季はフォルムを再構築したようなデザインのものが豊富で、いろいろアレンジして着てみたいなと思いました」。バッグは、「外出自粛中に、シミのついてしまったお気に入りのTシャツやハンカチなどを『なんちゃってタイダイ染め』していたときに、思いついて作ったもの」だそう！

「袖の通し方で、いろいろな着こなしアレンジができそうなTシャツですよね。幅広のゆったりした着心地もお気に入りです」と早川さん。最近は極端に大きかったり小さかったりするサイズ感が気になっていて、夏に向けて柔らかい素材のミニTシャツを狙っているそう。

大好きなモノトーンスタイルで自分らしく

雨のパレード ドラムス　大澤実音穂さん

Tシャツのプリントに合わせて、白×黒のスタイリングでまとめた大澤さん。「どこかにモノトーンのアイテムが入っているスタイリングが、自分らしいかなと思います。Tシャツは、ぴったりのサイズより、少し大きめのゆるっとしたシルエットのものを選びがち。これは、バックの首もとにロゴが刺繍されているところもお気に入りです」。ゆるいシルエットを、Tシャツのアーティなプリントとポインテッドトゥシューズが引き締めている。

クールなモノトーンスタイルにアンニュイなムードを添えるのは、ウェービーなヘアとメイクアップ。斜めがけにしたバッグも、あくまでモードなアイテムを選び、カジュアルさを抑制した。ちなみに今年の夏は、「シースルー素材のアイテムが気になっています！」と大澤さん。

繊細なレースシャツとのレイヤードでひねりをプラス

3-9-12 HIGASHI ショップスタッフ　柏ゆかのさん

「このTシャツは、オーバーなサイズ感と、クラッシュしたTシャツをレイヤードしたようなデザインが、ストリート好きの私にハマりました。シンプルになりがちなTシャツスタイルに、レースのシャツのレイヤードとカラーアイテムを合わせることで飽きのこないスタイリングにしました」と柏さん。繊細な透け感のあるシャツとストリートライクなTシャツの出合いが、着こなしに奥行きをもたらして。

「今年の夏は、シースルーアイテムを使ってレイヤードスタイルをしたいと思っている」という柏さん。レイヤードで大切にしているのは、丈のバランスだそう。「シルエットを見ながらアイテムを選ぶようにしています。今回のスタイリングでは、Tシャツがビッグサイズなので、中に着たシャツは長すぎないものをチョイスしました」

text : Chiharu Itagaki

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