海外のストリートスナップから、エターナルに愛せるおしゃれの定番アイテム・スカートの今シーズンらしいスタイリングをご紹介。ミニ丈のプリーツスカートからロング丈のタイト、フレアまで、さまざまなタイプがあるなかで、おしゃれな人の今年のチョイスは? 今すぐチェックしよう!
絶妙なバランスではくスクールガール風スタイリング
スクールガールの着る制服のようになってしまいがちな、膝丈のプリーツスカートと白いシャツの組み合わせ。重量感のあるレザーコートを羽織ることで、ぐっとエッジィに。ともすれば野暮ったくなりがちな細フレームのメガネや白いソックスを、かすかに透け感のあるスカートとセリーヌのローファーが大人のムードに変える。
冬にはく白スカートの意外性
春夏にまとうイメージの強い真っ白なスカートも、暖かみのあるキルティング素材なら冬らしい表情に。タイツも白を選んで、ブーツのカッティングをより印象的に見せた。素肌に着たショート丈のカーディガンと、タイトシルエットのスカートのバランスもバッチリだ。着用アイテムはすべてフェンディ。
アシンメトリーなプリーツスカートでモードに
コペルニのショーに来場した、女優のメイジー・ウィリアムズ。モスグリーンのプリーツスカートは、ヘムラインが斜めになったアシンメトリーなシルエット。襟のようにステッチラインの入ったトロンプルイユ風レザージャケットと合わせて、あくまでモードな雰囲気で着こなした。モダンなフォルムのバッグやブーツも、スタイリングのスパイスに。
タイトスカートでつくるミニマルスタイル
モスグリーンのスカート&ハイネックトップスのセットアップを、ニットドレスのように着て。カーヴィーなシルエットを作りつつ、レザーブルゾンを羽織って印象を引き締めた。色数を抑えたミニマルなスタイリングのなかで、ベビーピンクのパンプスと、マルチカラーのマスクが意外性のあるアクセントに。
コラボレーションアイテムでつくる雨の日の装い
雨が降ったパリでキャッチしたのは、コシェとエーグルのコラボレーションから生まれたジャケットとブーツを身にまとった女性。クロコダイルのような模様が型押しされたラバーブーツも、パッチワークジャケットも、ビビッドなオレンジ色がアクセントになっている。雨の日もおしゃれに気を抜かない、クールなスカートスタイリングを見習いたい。
チェックミニをフライトジャケットでカジュアルダウン
モデルのジョージアのはいたチェック柄スカートは、ミュウミュウのもの。アクネ ストゥディオズのフライトジャケットと、ボリュームたっぷりのヘアスタイルでパンチを効かせて、ガーリーなスカートを自分らしく着こなした。サロモンのスニーカーを合わせて外すテクニックは、これからの季節にはぜひタイツをはいて真似してみたい!
シルバーを効かせたクールなスカートスタイル
全身にシルバーカラーを効かせた、スタイリストのメラニー。ジャケットのボタン部分の円形メタルや、アシンメトリーなシルエットのスカートに、エッジィな雰囲気が漂って。足もとはワークブーツでカジュアルダウン。スタイリングにぴったり合ったシルバーのマスクは、パコ ラバンヌのショーでもらったものだそう。
鮮烈な黒×オレンジでエッジィに
鮮やかな発色のタートルネックニットとレザースカートの組み合わせが目を引く、インフルエンサーのアリス。ブーツでも黒×オレンジの配色をリフレインし、統一感を演出。下に重心が行きがちな台形のロングスカートは、ニットをウエストインしてすっきりと着こなして。シルバーのネットバッグにフューチャリスティックなムードが漂って。
マキシスカートをレザージャケットで引き締めて
ファッション・エディター兼コンテンツ・クリエーターのジュリア。マキシ丈のフレアスカートはフェミニンで優しげな印象だが、ウエストシェイプされたレザージャケットとチェーンネックレス、サングラスにはハードな雰囲気が。ジャケットとスカートはブロック コレクション、バッグはアウェイク モードのもの。
お手本にしたい男子のスカートスタイル!
チェック柄スカートをハンサムに取り入れたのは、アーティストとしても活動しているモデルのアレクサンダー。襟もとや裾が大胆にほつれたニットとグレーのインナーのレイヤード、細いシルバーチェーンのネックレスには、無造作なように見えて計算されたバランスが感じられる。タッセルローファーとソックスの組み合わせも絶妙だ。
text : Chiharu Itagaki