東京のトレンドセッター４名に、今春にゲットしたバッグと、そのバッグを使った着こなしを見せてもらった。愛用の理由やこだわりのポイントはもちろん、お気に入りのウェアとの合わせ方も、ショッピング計画の参考にしたい。セルフ撮影形式のスナップを今すぐチェックしよう。
クールなワントーンスタイルに映える、ドット柄バッグ
アパレルパタンナー 友川 歩さん (@ayumi_tomokawa)
友川さんは、コム デ ギャルソン・ガールのドット柄のハンドバッグをゲット。「黒のエナメルにドット柄が入っているので、コーディネートが重くなりすぎずに仕上がるのと、小ぶりなのにポケットが多く、荷物がたくさん入るところがお気に入りです」。クールなシルバーリングの輝きも、さりげないアクセントに。
「それぞれのアイテムが、いちばん美しいシルエットを保てるようなスタイリングを目指しています」と友川さん。この日の主役はカッティングの美しいドレスだ。バッグとニットパンツで、スタイリッシュなワントーンスタイルにカジュアルな印象をプラス。「ドレスに合わせ、シャツやメガネ、ローファーで上品な印象に仕上げました」
ミニバッグ＆ケースでフェミニンなドレスをカジュアルダウン
ファッションPR／モデル 長峰由莉さん (@yurinagamine)
長峰さんが選んだバッグは、トーガとポーターのコラボレーションアイテム。「ナイロン製で軽くて丈夫。タウンにもアウトドアにも使えて便利です」。縦長のミニバッグにトライアングル型ケースが付属していて、使い勝手のよさも魅力だ。コードにはシルバーメタルのビーズがあしらわれ、アクセサリーのような雰囲気も。
「ハードな印象の強いバッグと女性らしいドレスを組み合わせたところがポイントです。帽子やシルバーアクセサリーを身につけて、フェミニンなのにどこかかっこいい感じにしました」と長峰さん。バッグのメタルビーズとも呼応する、シルバーカラーのシューズやOtanO（オタノ）のアクセサリーが、可憐なドレスをクールに引き締めている。
黒いショルダーバッグとドレスでエレガントに
学生 三浦あみさん (@__if_i__)
エレガントなブラックドレスに、ロエベのショルダーバッグを合わせた三浦さん。「このバッグは、ロエベのロゴがあくまでさり気なく入っているところと、どんなスタイリングにも合わせやすいところが気に入っています」。タイムレスな四角いフォルムと上品なツヤ感が、ネックにレースがあしらわれたクラシカルなドレスにぴったりマッチしている。
「この日は、バッグの金具がゴールドだったので、それに合わせてドレスやヒールブーツで上品にまとめました」と三浦さん。研ぎ澄まされたドレスのシルエットやブーツが、スタイリングのエレガントなムードをキープしつつ、モード感を添えている。「普段から、素材やシルエット、色などにこだわって、なるべく品のあるスタイリングを目指しています」と話してくれた。
古着にもなじむブラウンの2wayビッグバッグ
古着店「Orfeo（オルフェオ）」スタッフ／ハンドメイドブランド「bohem（ボヘム）」デザイナー 高瀬香奈さん (@kanatakase__)
古着店に勤務する傍ら、自ら立ち上げたハンドメイドブランド「ボヘム（@___bohem_）」でバッグの製作をしている高瀬さん。「生地などの材料を調達するときには、どうしても大きいバッグが必要に。このイッチのヘルメットバッグは、大きいのにとにかく軽く、収納スペースもたくさんあります。普段は古着を着ることが多いのですが、絶妙な濃いブラウンの色みが古着とも相性抜群で、とても合わせやすいです」
個人的に好きだというブルー×ブラウンの組み合わせを、スカートとバッグで実現。「スカートとトップスが華やかなので、落ち着いた黒のジャケットでバランスをとりました。半袖ジャケットは、袖からさりげなくトップスが見えるので、重たくなりすぎずにバランスをとるのに最適です」と高瀬さん。
text: Chiharu Itagaki
