秋の訪れとともに着たくなる、チェック柄のアイテム。スクールガールのようになってしまわないように、アイテム選びやスタイリングにはこだわりたい。2022年春夏コペンハーゲン&ストックホルム・ファッションウィークのストリートスナップをお手本に、スタイリッシュなチェック柄の取り入れ方をマスターしよう!
トレンドのグリーンをチェック柄ジャケットで取り入れて
ティビのジャケットを着た、オスロ在住のティーヌ。ストリートで流行中の鮮やかなグリーンを、ジャケットのチェック柄やボッテガ・ヴェネタのバッグ、華奢なサンダルで全身にちりばめて。ビッグサイズのジャケットをミニドレスのように着て、潔く脚を見せたスタイリングがヘルシーでかっこいい!
リネンシャツ&ショートパンツにジャケットをオン
コンテンツ・クリエイターのジャクリーン。リネンのシャツ&ショートパンツのセットアップの上に、チェック柄のジャケットをオン。リネンのナチュラルな表情を、シックなジャケットが引き締めている。シャツのボタンはラフに留めて、さりげなくお腹を見せているのもポイント。ショートパンツとロングブーツのバランスも今シーズンらしい。
ジャンパースカート×ポロシャツで甘さを抑制
チェック柄のジャンパースカートを、白いポロシャツの上にレイヤード。ロマンティックなジャンパースカートに、スポーティなムードが加わった。グリーン×ブラックのチェック柄がフリルの甘さを抑えて、大人の女性でも取り入れやすい雰囲気に。縁のないピンクのサングラスや、長いビーズネックレスの合わせ方など、アクセサリー使いにも個性が感じられる。
シックなチェック柄コートこそ、細部にこだわりを
ショートヘアがキュートなモデルの私服スタイルをスナップ。エターナルな魅力を放つブラウンのチェック柄コートは、肩から袖にかけてネオンブルーのラインが入っていて、さりげなくスタイリッシュに。コートとカラートーンを合わせたパンツや、タフな雰囲気の厚底シューズを合わせ、気負いのないムードで取り入れた。
ミニドレスはブルーのチェック柄で爽やかに着て
インフルエンサーのフィアは、バウム ウンド ヘルガーテンのタイトなタイポグラフィトップスにチェック柄ドレスをレイヤード。パフスリーブがロマンティックなドレスだが、クールなブルートーンのチェックで知的なムードも感じさせて。足もとは、ボッテガ・ヴェネタのラバーソールブーツでピンクを差した。
シャツドレスで作る大人のカジュアルスタイル
ジャーナリストのイダリアは、チェック柄のシャツドレスにデニムパンツをレイヤード。あくまでカジュアルな装いだが、キャップのフロントについたプラダのロゴやチェーンネックレス、フェンディのロゴバッグでリュクスなムードをプラス。大人のリラックススタイルを演出した。バッグは肩にかけず、あえてラフに手から提げて持って。
ノスタルジックなチェックスカート&ニットポロ
ニットポロにチェック柄のペンシルスカートを合わせた、スタイリストのポーンウィカ。スカートの色あせたようなカラーリングはどこかノスタルジックだが、ラメの入ったニットポロの光沢や鋭角的なフォルムのサングラスには、フューチャリスティックな雰囲気も漂って。スカートのフロントに並んだボタンもアクセントになっている。
ブラウンジャケットは、太ベルトで変化をつけて
グレンチェック柄ジャケットの上から、ワイドベルトでウエストマーク。オーバーサイズのジャケットを、新鮮なシルエットに変化させた。ロング&リーンな黒いスカートとのバランスもバッチリ。プラダのローファーと白いソックスの組み合わせには、プレッピーな雰囲気も漂って。
text: Chiharu Itagaki