秋も深まり、このシーズンならではのスタイリングを楽しめる季節が到来! 今年の秋、おしゃれな人たちがどんなファッションアイテムをゲットしたか、セルフ撮影形式のスナップで教えてもらった。着こなしを今年らしく新鮮に見せてくれるアイテム選びや、その上手な取り入れ方を、ぜひ参考にして。
センシュアルなジャンプスーツに柄トップスで味つけ
アパレルパタンナー 友川 歩さん(@ayumi_tomokawa)
友川さんがこの秋に購入したのは、フェティコのジャンプスーツ。ラウンドシェイプのブラとハイウエストパンツがドッキングしたようなデザインに、センシュアルなムードが漂う。「知的な印象のジャンプスーツを、総柄のトップスとスニーカーで少しだけカジュアルに。このトップスはドリスの2018年秋冬アイテム。このシーズンの柄が大好きなんです」
ジャンプスーツは、細いストラップ使いで後ろ姿までエレガントに。「とにかく着用したときのシルエットの美しさに惹かれています。組み合わせ次第で何通りもの表情があるのも魅力を感じるポイントです」と友川さん。ちなみに今年の秋冬は、メンズライクなスタイリングにチャレンジしてみたいと思っているそう。
モードなヘアバンドでロマンティックスタイルを引き締めて
jurk(ユルク)プレスマネージャー/バイヤー 新美 歩さん(@ayumi_niimi)
インパクトの強いアイテムに一目惚れすることが多いという新美さん。今シーズンは、ボリュームたっぷりのプラダのヘアバンドを購入した。「秋冬はウェアが重たくなってくるので、同様にヘアにも“重さ”が欲しくなって。ショートヘアだとアレンジの幅が少なくなるので、とても助かっています。これをつけると、お洋服の鮮度もより上がる気がします」。ロマンティックなドレススタイルに、ヘアバンドがさりげなくモード感をプラスしている。
全体的にモノトーンでまとめつつ、グリーンのミトンで色を差して。つけ襟の柄は、ヘアカラーと色を合わせつつ、ヘアバンドのフラワーモチーフともさりげなくリンク。「個性を大事にしつつも、シンプルなものとバランスよく合わせることを意識しています」と新美さん。
憧れのバッグにフワフワのファーハンドルをつけて
会社員 天田 みのりさん (@minori_amada)
「念願のヴァレクストラのバッグを、今シーズンついに購入しました!」と天田さん。端正な表情のバッグに合わせたのは、エムエー デザビエのセットアップ。美しいシルエットはもちろん、上質な素材感や繊細なタッチのボタニカルプリントが魅力だ。「もともとパジャマとしても着られるリラックスアイテムなので、ヒールやチョーカーなどのアイテムを投入してバランスを取りました」
バッグは、クラシカルなフォルム&シックなグレーカラーと、フワフワしたファーの意外な組み合わせがおもしろい。「アクセサリーが充実しているので、自分好みにカスタムして楽しめるところが気に入っています。今はカーキのファーハンドルをプラスして、秋冬仕様にして楽しんでいます」と天田さん。
インパクト大のメタリックブラウスを主役に!
LITMUS(リトマス)バイヤー 綾部 帆乃香さん(@honokaayabe)
綾部さんがこの秋にゲットしたのは、レジーナ ピョウのブラウス。メタリックな発色と素材感が抜群に目を引くアイテムだ。「スリーブのボリュームとメタリックカラーが気に入りました」と綾部さん。プリーツの施された大きな襟やたっぷりしたパフスリーブはガーリーな印象だが、エッジの効いたメタリックカラーの効果で甘くなりすぎずに取り入れられる。
膝上丈のリトルブラックドレスも、パンチの効いたブラウスを合わせることでエッジィにまとまって。「普段のスタイリングを考えるときは、ショップのイメージとズレていないかが大前提です。『LITMUSらしさ』をいつも意識しています」と綾部さん。
text: Chiharu Itagaki