【ベスト】スタイリングに変化をつける“ベスト”を取り入れて

スタイリングがマンネリ化してきたとき、変化をつけるためにオススメなのが、ベストのレイヤード。ビスチェほどフェティッシュにならず、普段の着こなしにハンサムなムードを加えてくれるベストを使ったスタイリングを、海外ファッションウィークのオフランウェイスナップでチェックして。

柄ベストをオールブラックスタイルのアクセントに

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Photo by Vanni Bassetti/Getty Images

ブラジル出身でモデルのライサ。オールブラックスタイルにベストで柄をプラスした。ヴィンテージ感のあるベストがロングコートからのぞき、パンツスタイルに華やかなアクセントが加わった。タイトになでつけたショートボブヘアや、サングラスの太いテンプルなど、細部までハンサムにまとめ上げて。

ストライプ柄スーツを引き締める黒レザーベスト

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Photo by Christian Vierig/Getty Images

パリ在住でスタイリスト兼インフルエンサーのマリア。ストライプ柄のパンツスーツの上から、レザーベストをレイヤード。ジャケットの中に着るという印象の強いベストを、あえていちばん上に重ねることで、スタイリングに変化をつけた。部屋着風になりがちなストライプ柄のセットアップを、ブラックレザーの重量感で引き締めた。

さりげなくリュクスな印象のパファーベスト

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Photo by Edward Berthelot/Getty Images

全身をディオールでスタイリングした、インフルエンサーのディマ。一見するとカジュアルなタートルネックニット&パファーベストのレイヤードだが、このブランドを象徴するカナージュステッチがあしらわれたベストが、さりげなくリュクスな印象に。スカートの切り替えにはアーティなムードも漂って。

カラフルなニットベストをスタイリッシュに着る

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Photo by Edward Berthelot/Getty Images

防寒とおしゃれを同時に叶えてくれる、ニットベスト。白いシャツと合わせると制服のようになってしまいがちだけど、白いハイネックカットソーの上に重ねるとぐっとスタイリッシュなムードに。カラフルなベストから色を拾って、バッグはエメラルドグリーンをチョイス。タイトなデニムスカートを合わせてロング&リーンにまとめた。

タイトなベストとワイドパンツで強弱をつけて

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Photo by Valentina Frugiuele/Getty Images

人気インフルエンサーのキャロラインは、エトロのピンストライプ柄ベスト&パンツを着て登場。タイトなホワイトトップス&ベストと、タック入りのワイドパンツでシルエットに強弱をつけた。さりげなくウエストの両サイドから素肌を見せて、センシュアルな表情を漂わせているのが彼女らしい。

スリーピーススーツのフォーマル感を楽しんで

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Photo by Raimonda Kulikauskiene/Getty Images

あえて着崩さず、正統派のスタイリングでベストを取り入れる人も。オスロ在住でコンテンツクリエイターのマリアは、チャコールグレーのスリーピーススーツをセットで取り入れた。ベストの下にはシャツではなく白いハイネックトップスを着て、フォーマルな雰囲気の漂うパンツスーツをカジュアルダウン。トップスと同じく白で統一したハット、バッグ、シューズも軽さを添えている。

カラーミックスを盛り上げるコーデュロイベスト

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Photo by Christian Vierig/Getty Images

色使いが巧みなファッショニスタの集うコペンハーゲンでスナップした、インフルエンサー兼クリエイティブディレクターのミハ。明るい茶色のトレンチコートの下は、グリーンのパンツ、ブルーのトップス、そしてダークブラウンのベストでカラーミックス。コーデュロイ素材のベストには、どこかレトロなムードも漂って。

フーディと千鳥格子柄ベストをレイヤード!

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Photo by Edward Berthelot/Getty Images

フーディの上から千鳥格子柄のニットベストを着た、スタイリング上級者を発見! ベスト以外のウェアは鮮やかなブルーで統一。カジュアルなフーディと千鳥格子柄が出合って、意外性のあるストリートルックが完成した。バッグは、ベストの雰囲気に合わせてクラシカルなものをチョイス。シューズもスニーカーではなくブーツを選んでいるのがポイント。

text: Chiharu Itagaki

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