今年の春、欠かせないファッションアイテムは? 満足度抜群のヘビロテアイテムは? ファッションを愛する4名に、今シーズン特に気に入っているものを教えてもらった。セルフ撮影形式のスナップをチェックして、明日からの着こなしの参考にしよう!
ドラマティックな表情のロングドレスを主役に
トゥモローランド渋谷本店 スタッフ 保坂万里央さん (@_mrohsk)
保坂さんがこの春のお気に入りアイテムとして選んだのは、ドリス ヴァン ノッテンのロングドレス。足もとは、トングサンダルで抜け感をプラス。エレガントなドレスをカジュアルダウンした。「光沢感があって上品なイメージのドレスを、サンダルを合わせて引きずるくらいダルッと着るバランスがすごく好きです」
色鮮やかなプリントがドラマティックな表情を演出する。実はこのドレスは、昨年の秋冬シーズンのもの。「先シーズンに購入していたのですが、生地が薄いので冬の間は寒くて着られず……。気温が上がるまで眠らせていて、やっと着ることができたので嬉しいです」と保坂さん。今は、夏に向けてフルレングスのドレスを探しているそう。「毎年、夏になると派手な色合わせを好んでいるのですが、今年は黒やネイビー、白など、シンプルなカラーで探しています!」
コラボアイテムのオールインワンを、ベレー帽で引き締めて
ファッションPR/モデル 長峰由莉さん (@yurinagamine)
長峰さんのお気に入りは、トーガ×ディッキーズのオールインワン。4月に発売された両ブランドによるコラボレーション第2弾のアイテムだが、長峰さんは初回のコラボでもパンツを購入して、ヘビロテしているのだそう。「ずっと、自分に合ったオールインワンを探していました。そんなときにこのアイテムが発売されることを知って、すぐに購入! メンズサイズでダボッと着られるところと、異素材がドッキングしているところが、トーガらしくてとても気に入っています」。ベルトのバックルにも、トーガらしさが健在。足もとは、「ボロボロのコンバースを合わせて抜け感を出しました」と長峰さん。
スタイリングを引き締めるのは、黒いベレー帽。「シノナグモの新ライン、エントワフェインのサマーニットベレーです。レザーテープをそのまま垂らしてかぶっているところがポイントです」。
ボリュームたっぷりのフレアスカートをオール黒スタイルで
アパレルパタンナー 友川 歩さん (@ayumi_tomokawa)
友川さんのお気に入りアイテムは、HAENGNAE(ヘンネ)のロングスカート。2021年にスタートした注目ブランドのアイテムを、オールブラックで着こなした。「ボリュームたっぷりなのに、歩くと軽くフワッと広がるシルエットがお気に入りのポイントです。いつもよりたくさん歩きたくなってしまうようなスカートです!」。トップスはフィット感のあるアイテムを選んでコンパクトに。スカートのボリュームあるシルエットを、いっそう強調した。足もとはナイキのエア フォース 1を合わせてカジュアルダウン。
「黒一色なので、重くなりすぎないように鎖骨の見えるトップスを着て、抜け感を出しています。最近は、華奢なアクセサリーをたくさんつけるのにもはまっています」と友川さん。ロマンティックなムードのスカートを、大人っぽく取り入れた。
明るいカラーが春らしいコート&メガネ
モデル 三浦あみさん (@__if_i__)
お気に入りのアイテムとして、ギグ ランプスで購入したメガネとシュウ オム フェムのコートの2つを挙げてくれた三浦さん。「メガネはやや明るめのブラウンのべっ甲風フレームが、コートはグレーの色みがきれいなところがお気に入りです。水色のパンツを合わせてきれいにまとめたところに、ブラウンフレームのアイウェアで渋さをプラスしました」。ゆったりしたシルエットのコートは、フロントボタンを首の下まで留めて、ドレスのようにまとって。コートとパンツで作った寒色のグラデーションが、春らしい軽さを添えている。
クラシックなメガネはスタイリングのハズしにぴったり。ちなみに三浦さんが次に狙っているアイテムは、「Aleksandre Akhalkatsishvili(アレクサンドル アクハルカトシシュヴィリ)のジャケットとパンツ」だそう。
text: Chiharu Itagaki