夏の足もとを彩るサンダル、今年のお気に入りはもう見つかった? おしゃれな人に、愛用しているサンダルを使ったサマースタイリングを見せてもらった。どんな着こなしにもなじんでくれる名脇役から、主役級の存在感を放つ一足まで、4名のセレクトをセルフ撮影形式のスナップでチェックして。
カラフルな編み上げサンダルを、ナードなスタイルのアクセントに
フォーゲットミーノッツ(@forgetmenots_official)ディレクター 戸田 静さん(@shizuka___0911)
戸田さんが今シーズン愛用するサンダルは、ミスタのもの。カラフルなロープを編み上げたようなアッパーのデザインがインパクトたっぷり! 「スクエアトゥのモードさと、ロープのボディのカジュアルさのバランスが、とても気に入っています。履いたときにインソールがチラ見えするので、インソールの色もコーディネートの差し色として使えるところも好きです」と戸田さん。
サンダルのレースアップ部分を、トラックパンツの上から結んでいるのがポイント。パンツの裾を絞ることで、シルエットを変化させた。「トラックパンツ、キャップにメガネという少しナード感の漂う組み合わせを、サンダルの履き方でぐっとこだわりのあるスタイリングに見せたくて」と話している。
インパクトのあるパンツに寄り添うサンダルを
VISITFOR(ヴィジットフォー) スタッフ 赤松里菜さん(@akmtyy)
赤松さんが選んだサンダルは、キコ コスタディノフのもの。トングのトップにあしらわれた丸いパーツが目を引くアイテムだ。「レザーの質感、象徴的なパール、さりげないヒール。それらが相まって、一見スポーティだけど洗練された印象に仕立て上げてくれるところがお気に入りです」。太いストラップも、軽くなりがちな夏の足もとをモードに引き締めてくれる。
「最近は、“ヤンキー感”のあるものに惹かれる傾向にあります」。スタイリングの軸となるインパクトある柄パンツと決して喧嘩せず、かつ負けない存在感を放つサンダルを合わせた。「“このパンツに寄り添うようなもの”というポイントで、サンダルを選びました」と赤松さん。
華やかなドレスを盛り立てるグリッターサンダル
ファッションPR/SALES 山中詩穂さん(@chachachaaasu)
山中さんのサンダルは、ファッション・ディレクターの榎本実穂さんとシティショップの協業で生まれたシューズブランド「C ME(シー ミィ)」のもの。「普段は黒いシューズを履くことが多いのですが、このピンクのグリッターに一目惚れ。意外にもどんなスタイリングにも馴染みますし、かなり歩きやすいです!」と山中さん。ごきげんなムードのグリッターと、シャープなポインテッドトゥのバランスが可愛い。
サンダルのピンクとリンクした、ドリス ヴァン ノッテンのプリントドレスで華やかに。「派手な着こなしが好きなので、あえて洋服も色と柄で攻めました。そこにホワイトデニムをレイヤードすることによって、まとまった印象に」と山中さん。
ボヘミアンなサンダルを、あくまでシックに取り入れて
広告代理店勤務 川本早紀さん(@saki_kawamoto_)
川本さんが選んだのは、イザベル マランのトングサンダル。ロープ状のストラップ&アクセントになったラスタカラーに、さりげなくボヘミアンなムードが漂う。「足首のストラップと、ポイントになる発色のよいカラーがお気に入りです。クラシックすぎずスポーティすぎずで、夏のコーディネートに合わせやすいです」と川本さん。パンツのフロントスリットから、足首のストラップがチラリとのぞくバランスが絶妙!
「グアテマラシャツにこのサンダルを合わせるのが気に入っています。レザーパンツとメガネを合わせて、シックで大人っぽい雰囲気になるように意識しました」と川本さん。カジュアルな着こなしになりがちな開襟シャツを、ゴールドネックレスとレザーパンツのツヤ感でクラスアップ。スタイリッシュに取り入れた。
text: Chiharu Itagaki