モードなスタイルの「はずし」として、またはいつもの着こなしに違う表情をつけるアイテムとして。おしゃれなメガネを愛用している4名に、お気に入りの1本と、全身のスタイリングを見せてもらった。セルフ撮影形式のスナップで、メガネのじょうずな利かせ方と、ヘア&メイクアップのポイントをチェック!
クリアフレームでオール黒スタイルに抜け感を
SUPER A MARKET AOYAMA スタッフ 高橋 悠さん(@__takahashi.h__)
「甘めのスタイリングにはメガネを合わせていることが多いです」と話す高橋さん。今回は、アイヴァンのクリアフレームメガネをチョイス。淡いカラーリングがスキントーンになじんで、表情まで優しく見せてくれそう。「メガネをしていると目元の印象がぼやける気がするので、マスカラはあえてバッチリめにしています。その日の気分で、キラキラするアイシャドウをつけたり、カラーメイクアップをすることも」
柔らかい印象のメガネとは一転して、全身スタイリングはオールブラックのパンツスタイルでモードにまとめて。「大胆なフリルと繊細なハンドプリーツが美しいベストを主役にしたブラックスタイル。抜け感が出るように、クリアフレームのメガネで清涼感をプラスしています」と高橋さん。
テンプルに入った緑色に注目!
スタイリスト 小川夢乃さん(@yumeno_ogawa)
「視力が悪いので、毎日メガネをかけています。前髪は短くする、濃いめのリップを塗るというのが最近の定番ですね」と小川さん。今回選んだのは、NY発のアイウェアブランド「セリマ オプティーク」のメガネ。「大きめのスクエアで、少しティアドロップしているところがお気に入り。あとはテンプルのグリーンも最高に可愛い!」。フロントから見るとシンプルな黒フレームだが、サイドに緑色が入ることで、横顔がぐっと引き立って。
「暑いので、夏はワンピースかオールインワンばかり着ています」と小川さん。写真のオールインワンは、ワールドのブランド「ザ ショップ ティーケー」と小川さんとのコラボレーションアイテム。「この夏、とにかくよく着ているアイテムです。ヴィンテージライクな花柄をビッグフレームで引き締めて、海外のスナップに出てくるような女性をイメージしました」
黒縁メガネをモード&センシュアルに取り入れて
Wallace & Murron スタッフ 寺内亜耶香さん(@akka0327)
寺内さんのメガネは、フランスのアイウェアブランド「ジャックデュラン」のもの。「ボリュームがあるのにさまざまな服装に合わせやすく、気に入ってずっとかけています。メガネをかけるときのアイメイクは、いつもよりラメをプラス。目元が明るくなるように、発色のいいアイシャドウをつけています」。真紅のリップやアイカラーで、太い黒縁メガネにさりげなく色気を添えている。
「『アルプスの少女ハイジ』のロッテンマイヤーさんにならないように(笑)、ボーダーのトップスとコルセットを合わせてモードにしました」と寺内さん。バイカラースカートのツヤ感にも、モダンなムードが漂って。「普段から、クラシカルなスタイリングに少し抜けを出すように意識しています」と話してくれた。
デッドストックのフレームで90年代気分を満喫
ファッションPR/モデル 長峰由莉さん (@yurinagamine)
長峰さんのメガネは、デッドストックのニコン製。毎日かけているお気に入りの1本だそう。「メガネは基本的に、デッドストックのものを買っています。すっぴんでシンプルなヘアスタイルのときでも、メガネをかければおしゃれな感じになるのが好きです」とのこと。細いメタルフレームだが、ダブルブリッジでしっかり存在感があるのが魅力。
「メガネに合わせて、90年代を意識したスタイリングにしました」と長峰さん。デニムのサロペットパンツには、コンパクトなシルエットのTシャツを合わせてメリハリをつけた。ちなみに最近は、「ロサンゼルスアパレルのボディスーツや、水着を使ったスタイリングが気になっています。レオタードも買いたいと思っています」と話してくれた。
text: Chiharu Itagaki