ストリートでの着用者が増えつつあるカーゴパンツ。タフなムードになりがちなアイテムだが、トレンドに敏感なファッション上級者たちは、自分らしくスタイリッシュに取り入れている。オフランウェイスナップから、最旬パンツの着こなしをチェック! アーティなバンドゥブラをカーゴパンツでカジュアルダウン Photo by Vanni Bassetti/Getty Images カーゴパンツのスタイリングで人気なのが、クロップトップスやランジェリー風アイテムと合わせて、ヘルシーな肌見せを取り入れるパターン。写真では、アートピースのようなスキャパレリのバンドゥブラを、カーゴパンツでカジュアルダウン。あえて目立つアクセサリーはつけず、ブラのシルバーを主役にした。 カラフルなパッチワークトップスをパンツで引き締めて Photo by Edward Berthelot/Getty Images ヴィンテージ感のあるパッチワークトップスに、ネイビーのカーゴパンツを合わせて。カジュアルな要素の強いカーゴパンツも、細めのシルエット&知的なネイビーカラーを選ぶと、ぐっとスタイリッシュに。足もとはピンヒールシューズでスパイシーにまとめて。裾のジップもアクセントになっている。 ジェシカ・ビールは白シャツと合わせて着用! Photo by Jeremy Moeller/Getty Images ディオールのショーを見に来ていた俳優のジェシカ・ビール(左)とシンガーソングライターのジャスティン・ティンバーレイクのカップル。二人とも、ディオールで全身をスタイリング。ジェシカは端正な白い半袖シャツを、パンツにウエストインして着た。「きちんと感」のあるカーゴパンツスタイルのお手本にしたい! アーミーグリーンのワントーンスタイリング Photo by Edward Berthelot/Getty Images アーミーグリーンのカーゴパンツを主役に、全身をワントーンでスタイリング。ニットのホルターネックトップスは、ネックレスなしでもデコルテを華やかに見せてくれそうなデザインが面白い。クロップト丈のトップスと腰穿きしたパンツで、さりげなくお腹を覗かせて。サンダルのボリューム感と足首のタイトなシルエットが、スタイリングにメリハリを生み出して。 デニムジャケットを肩に羽織って Photo by Melodie Jeng/Getty Images ショーを終えて笑顔を見せるモデルのアルベルテ。ガーターベルト風のディテールがあるクロップト丈トップスにカーゴパンツを合わせ、切り替えの効いたデニムジャケットを肩にかけてヘルシーにまとめて。気負いのないムードで手にしたフェンディのロゴバッグが、さりげなくリュクスなムードをプラスして。 ロマンティックに取り入れるカーゴパンツ Photo by Edward Berthelot/Getty Images あえてロマンティックなトップスとカーゴパンツで、テイストをミックスするのもおすすめ。写真では、白いパフスリーブトップスにカーゴポケットのついたデニムパンツを合わせて。イノセントなトップスを引き締めつつ、カーゴパンツの新たな表情を引き出している。レトロなメガネもアクセントに。 絶妙なカラーリングのパンツで作るカジュアルスタイル Photo by Jeremy Moeller/Getty Images 紫がかったブルーのカーゴパンツと、ロングスリーブのプリントTシャツの組み合わせ。ストリート感の強いスタイリングだが、パンツの美しい発色や、斜めがけした赤いミニバッグでカジュアルさを抑制して。トップスの裾をフロントで結んで丈を調節し、ほんの少しお腹を見せているところにこだわりを感じる。 パンツの裾をショートブーツにイン Photo by Edward Berthelot/Getty Images コンパクトなサイズ感のテディジャケットに、カーゴパンツを思い切り腰を落として穿いて。パンツの裾はショートブーツにイン。腰のあたりのさりげない肌見せや、ジャケットのフロントジップの開き具合など、カジュアルなアイテムばかりの組み合わせを、絶妙なサイズ感とバランス感でスタイリッシュに見せている。 text: Chiharu Itagaki