旅行にキャンプ、海にフェス……。夏の予定はまだまだ盛りだくさん。猛暑のイベントを楽しく過ごすためにも、おしゃれな日よけアイテムに頼りたい。強い日差しをカバーしてくれる帽子を主役とした真夏のモードなスタイリングを、ぜひ参考にしてみて。
ポイントになる花柄のバケットハット
フリーランスPR 船山真凜さん(@marin_funayama)
夏のイベントが好きだという船山さん。帽子を上手に取り入れるポイントとは? 「派手な柄やフォルムが面白いもの、特徴的な素材を使用しているような主役級の帽子を身につけると、シンプルなスタイリングに華を添えてくれると思います。今日はYMYMのバケットハットをかぶり、シンプルだけれど夏らしいエネルギッシュなコーディネートに仕上げてみました」。
カジュアルなタンクトップとホワイトデニムの着こなしに彩りを添える、帽子の存在感。「ストラップを顎の下でリボン結びにするとネックレス代わりにも! 手書きのフラワープリントの色味ともマッチして、より可愛くまとまる気がします」。
長いリボンを主役に据えた、つば広ハット
DELTA スタッフ Sakuraさん(@i__124)
ハットやビーニーなど、持っている帽子のバリエーションが豊富なSakuraさん。「プランシーの帽子はなんといっても真っ白リボンが主役です。アクセサリーいらずのボリュームで、存在感抜群なんです。短めのボブはもちろん、髪型を選ばずに、どんな人にも似合うデザインだと思います」。
「全身で見るとリボンの長さがより際立ちますよね? このくらい大袈裟な感じが可愛くて仕方ないんです(笑)」とSakuraさん。「今日は白いリボンが目立つように、他のアイテムを黒でまとめました。ただ小物もすべて黒だと少し味気ないので、足もとはスポーティなブルーのスニーカーと透け感のある白タイツを合わせて、遊び心をプラスしています」。
スポーティなメッシュキャップを合わせて
フローリスト 早崎円馨さん(@madokahayasaki)
帽子のトレンドもY2Kから。早崎さんは、ボンダッチのキャップを合わせた。「メッシュが涼やかで今の季節にぴったり。下北沢にある帽子のヴィンテージショップ、sowhat vintageで購入しました。ブラックとイエローのバイカラーで、エッジが効いているところもお気に入り」。
「夏はスポーティ要素の強いスタイリングがしたくなるんですよね。今日はメッシュキャップを主役に、ナイロン素材のベスト、バッシュのようなスニーカーを合わせてみました。帽子のバイカラーの色に合わせて、暑苦しく見せないようなレイヤードを意識した点がポイントです」。
夏でも涼しげなグラデーションカラー
ラヴィット ワンス モア デザイナー Maro Kurataniさん(@maro_kuratani)
「家にある帽子はなんと15個! その日の気分に合わせて使い分けています」とMaroさん。そのなかでも最近よく登場するのは、グリーンを基調としたグラデーションのニット帽だとか。「ラヴィット ワンス モアのこのアイテムは、2000年代の雰囲気を踏襲したもの。両サイドから垂らしたストラップがいいアクセントになるんです」。
ニットの質感を際立たせるために、トップスは軽やかに。夏らしい肌見せも意識したコーディネートに仕上げている。「異素材をミックスしたスタイリングが私らしいような気がしています。今日は光沢感のあるキャミソールとニット帽を合わせてみました。ニットやファーをあえて夏に取り入れるなど、意外性のあるスタイリングに惹かれています」。