【デニム】今季注目しておきたい、変化球デニムが目白押し!

カジュアルの代名詞であるデニムが、ここ数年でモードなファッションアイテムに変化を遂げた。2024年春夏メンズコレクション、2023-24年秋冬オートクチュールコレクションのオフランウェイでキャッチしたおしゃれ上級者は、今季は個性的で目を惹くデザインやパターンのデニムを選んでいる人が多い。ポイント使いからセットアップまで多彩な着こなしをチェックしてみて。

2024春夏メンズコレクション、2023年秋冬オートクチュールコレクション、ストリートスナップ、デニム

トーン違いのデニムを効果的に合わせて

2024年春夏コレクション オフランウェイ ストリートスナップ デニム
photo by Edward Berthelot/Getty Images

コペンハーゲンで撮影したポーンウィカは、全身デニムの着こなしに挑戦。野暮ったく見えないポイントは、アイテムごとに色のトーンを変え、グラデーションを作ること。アウターには濃色のGジャン、ボトムスは深くスリットが入ったロングスカートを合わせてバランスを取った。

デニム×ピンクならごきげんなムードに

2024年春夏コレクション ストリートスナップ オフランウェイ デニム
photo by Jeremy Moeller/Getty Images

2023-24年秋冬オートクチュールコレクションの会場は、デイリーウエアに“非日常”を感じるようなユニークなスタイリングが多々見られる。アシ スタジオのコレクション会場の外で見つけた彼女は、裾にあしらいのあるステラ マッカートニーのミニワンピースに、ジュゼッペ ザノッティの大胆なフェザーブーツをチョイス。

構築的なパターンの"だまし絵"デニムパンツ

2024年春夏コレクション ストリートスナップ オフランウェイ デニム
photo by Christian Vierig/Getty Images

トルコ発のブランド、Ceketteのデニムセットアップを身にまとったニーナ・サンドベックをキャッチ。ブラトップ&ボトムスのローウエストで肌見せをしながら、ジャケットで秋冬の雰囲気をプラス。デニムを2枚重ねたかのようなパンツのデザインも面白い。

コペンハーゲンではバラのコサージュが流行中

2024年春夏コレクション ストリートスナップ オフランウェイ デニム
photo by Christian Vierig/Getty Images

今年、コペンハーゲンの町ではバラのコサージュがトレンドアイテムに浮上! 頭や胸もとにつけたり、このスカートのように服のデザインに落とし込まれたりと、ユーモラスあふれるアイテムが多く登場している。デニムスカートといったカジュアルなアイテムも、腰もとに華やかなアクセントを加えることで新鮮な印象に。

ブルートーンでまとめたデニムレイヤード

2024年春夏コレクション オフランウェイ ストリートスナップ デニム
photo by Edward Berthelot/Getty Images

デニムのレイヤードを上品に見せるには、同系色でまとめるのがグッド。トップス&ミニスカートのセットアップにデニムの外しを加えることで、途端に今季らしい顔立ちに。縁なしのサングラスや、マイクロミニバッグなど、茶系の小物で淡い配色をグッと締めて。

ベージュトーンのデニムには黒を取り入れて

2024年春夏コレクション ストリートスナップ オフランウェイ デニム
photo by Edward Berthelot/Getty Images

ドルチェ&ガッバーナのデニムジャケットとデニムスカートを着用。へそ出しとミニ丈というY2K的な着こなしも、ベージュトーンなら落ち着いた印象に。袖からグレーのリブニットを覗かせるテクニックも新鮮。ブーツやサングラスなどの黒小物でコーディネート全体を引き締めた。

シースルートップスで甘さをひとさじオン

2024年春夏コレクション ストリートスナップ オフランウェイ デニム
photo by Edward Berthelot/Getty Images

ゆったりとした着心地のデニムパンツは、トップスや小物使いでメリハリを持たせると上手くまとまる。例えば彼女のように、透け感のあるフレアブラウスとベストを重ねることで軽やかな雰囲気に仕上がる。仕上げにバッグ、ポインテッドトゥのシューズ、そしてスマホケースを淡い水色で統一して、くすみカラーをフレッシュに着こなした。

デニムレイヤードで大人の遊び心を薫らせる

2024年春夏コレクション ストリートスナップ オフランウェイ デニム
photo by Edward Berthelot/Getty Images

これでもかとデニムを重ねても不自然にならないのは、色のトーンとアイテムのバランスを計算しているから。ウエスト部分だけ切り取ったようなベルトが、コーディネートに奥行きを生んでいる。ボタンを少し外したり、袖を捲ったり、さりげない肌見せのテクニックも勉強になる。

極太バギーデニムはシャツ&ネクタイで上品に

2024年春夏コレクション ストリートスナップ オフランウェイ デニム
photo by Edward Berthelot/Getty Images

この数シーズン、各ブランドから登場している変化系デニム。裾に向かって大きく広がったバギーパンツを着こなすには、シャツやネクタイなどプレッピーなアイテムを組み合わせたい。シャツの裾のボタンを外してさりげなく肌を見せるテクニックも参考になる。

ひねりを加えたカラーデニムスタイル

2024年春夏コレクション ストリートスナップ オフランウェイ デニム
photo by Edward Berthelot/Getty Images

パープルを基調に全身をまとめたスタイリング。主張的なカラーアイテムもデニム素材を選ぶことで、どこか柔らかい雰囲気に。Vネックで抜け感を作ったり、同系色のミニバッグで統一感を持たせれば、コーディネートがグッと洗練されて見える。

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