コペンハーゲンファッションウィークのオフランウェイスナップには、夏から秋へのスイッチ・スタイリングのお手本がいっぱい! まずは、ストリートで目立っていたオレンジ色を取り入れた着こなしをピックアップ。元気になれそうな明るい色のアイテムで、新しい季節をスタートさせよう!
オレンジのセットアップに緑のバッグを効かせて
ガニーのセットアップを着た、スタイリスト兼クリエイティブ・コンサルタントのエミリ。鮮やかな発色のセットアップは、よく見ると濃淡の異なる2パターンのオレンジ色が切り替えられていて、単調になりがちなワンカラーのスタイリングに奥行きを生み出している。エルメスのグリーンのバッグが、カラーリングの強さをいっそう強調!
笑顔を運ぶカラーミックス
オーバーサイズのオレンジ色ジャケットを肩に羽織って。さらにラベンダーブルーのトップス&ブーツ、エメラルドグリーンのショートパンツ、真っ赤なバッグ、イエローフレームのアイウェアと、鮮やかな色を大胆にミックス。プレイフルな気分あふれるスタイリングが完成!
花に包まれたようなオレンジ色ドレス
スウェーデン出身の起業家であるバッバが着たのは、スティーヌ・ゴヤのオレンジ色ドレス。フラワーモチーフのシークィンが縫い付けられ、まるで花畑にいるように華やか! 太筒のロングブーツとレザーバッグを合わせ、エッジィな要素をプラスした。
白いパラシュートパンツとのフレッシュな組み合わせ
オレンジのトップスに白いパラシュートパンツを合わせて、フレッシュなカラーリングに。トップスのハイネックに巻きつけるようにしてつけたペンダントのチャームもオレンジで統一していたり、ウエストに細いベルトを効かせていたりと、細部までこだわりを感じさせるスタイリング。パンツは思い切りローライズで穿いて、白いインナーを見せている。
オレンジ色の変形トップスを主役に
モデル兼ジャーナリストのサラは、シアーな質感のトップスでオレンジ色を取り入れて。アシンメトリーなデザインのトップスは、スタイリングの主役になるだけでなく、着るだけで面白い表情が生まれるアイテム。ベーシックなブルーデニムと合わせて、ユニークなトップスを目立たせた。
シャツとパンツで作るオレンジのグラデーション
ファッションエディターやスタイリストとしても活動している、モデルのヴェラ。ビッグシルエットのホワイトジャケットの下には、オレンジ色のシャツと、同系色のニットパンツをイン。長い丈感のシャツとショートパンツ、ジャケットの丈のバランスが絶妙! シャツは胸もとを大きく開けて、ジャケットの上に襟を出した。
無造作に羽織ったMA-1
まだ暑さの残る日に厚手のアウターが着たいときは、インナーで肌見せして涼しげに。写真では、オレンジ色のMA-1を右肩だけ抜いて無造作に着て、インにはカッティングの効いたワンショルダートップスを。ストリート感のあるスタイリングを、プラダのバッグで洗練させて。
ミニバッグ&ベルトでオレンジを差して
鮮やかなオレンジ色の効果は、小物で取り入れるだけでも威力充分。写真では、オールブラックのパンツルックに、エルメスの"ケリー"のミニサイズとベルトでオレンジ色を差している。シューズはヌーディーなメッシュミュールを合わせて、抜け感をプラスした。