パンツのシルエットが徐々に太くなっている、最近のストリート。特に今シーズンは、デニムやチノ、透け感のあるものから厚手のものまで、さまざまな素材のワイドパンツが種類豊富に出揃った。ハンサムにもカジュアルにも、自分のスタイルに合わせて選びたい。海外のオフランウェイスナップから、参考になりそうなワイドパンツの着こなしを厳選!
自分らしい素材で着こなすワイドパンツ
インフルエンサーのアリッサ(左)とローレン(右)の2人をコペンハーゲンでキャッチ。ローレンは、落ち感のある素材のワイドパンツに、黒いロングシャツを無造作に着てシックに。一方のアリッサは、70年代ライクなデニムパンツ&ベルトにショートジャケットを合わせて。2人とも、さりげなくお腹を見せているところは共通している。
カラーコンビネーションの冴えるワイドパンツスタイル
こちらも、ともにワイドパンツを穿いたインフルエンサーのユスティナ(左)とポーンウィカ(右)の2人組。ユスティナは紫色のパンツにカラフルなシャツを合わせて、レザージャケットで引き締めた。ポーンウィカはカラーブロッキングシャツを白いリボンベルトでウエストマーク。それぞれパンツの色は異なるけれど、鮮やかな色の取り入れ方が参考になる!
ワイドパンツ&トレンチ風ジャケットを気負いなく着て
ファッションエディターのファニーは、トレンチコート風デザインのジャケットとワイドパンツのセットアップを着て。インにはバレンシアガのビッグサイズシャツを合わせて、とことんハンサムに着こなした。シャツの裾をアウトにしたり、長い共布ベルトを垂らしたりと、あえて無造作なムードを演出している。
クールなオールブラックスタイルにもワイドパンツを
ストリートで人気なのが、トラックパンツのようにウエストがドローストリングスになったワイドパンツ。写真では、光沢感がエレガントなワイドパンツを腰で穿いて、足元にたっぷりたるみを作っている。ノースリーブニットとアームカバーが一体化したようなデザインのトップスやナローサングラスで、クールさの際立つオールブラックスタイルを作った。
スポーティなラベンダーカラーのグラデーション
カーゴポケットのついたワイドパンツを穿いた、スタイリストのエミリ。ラベンダーカラーのパンツに、青いパフィーベストと紫色のミニポシェットを合わせ、ブルー系統のグラデーションを作った。ベストのフロントを開けて着ることで、パンツの形を生かした末広がりのシルエットを作って。薄手の素材のパンツと、厚みのあるベストのミックス感が面白い。
ピンクのパンツ&ハートのペンダントで甘さをプラス
別の日のエミリは、ピンクのカーゴパンツをチョイス。この日はたっぷりと袖の膨らんだ大きめのサイズ感のジャケットを合わせて、上下ともにボリュームあるシルエットに。 デコルテを飾るハート形のペンダントとピンクのコードが、スタイリングに甘さをプラスしている。
ローライズパンツ×クロップドニットでウエストを見せて
まだ暑さの残る今こそ挑戦したい、クロップドニット&ローライズパンツでおなかを見せるスタイリング。写真では、アーミーグリーンのワイドパンツに黒いニットを合わせている。レザーベルトやプラダのハンドバッグで、あくまで洗練されたムードで着こなしているのがポイントに。
オフホワイトのセットアップでスタイリッシュに
NYでモデルのカーリー・クロスをキャッチ。ショート丈ジャケット&ワイドパンツのセットアップは、プロエンザ スクーラーのもの。コンパクトなサイズ感のジャケットから、中に着たリブニットをのぞかせてアクセントにしている。スタイリッシュだけど気負いのないムードをお手本にしたい!