仕事やプライベート、子育てなどさまざまな用途に合わせて変わるバッグの中身。細かな日用品を上手にポーチに小分けしたり、すぐ取り出せるような工夫がされていたりと、それぞれの個性とこだわりが詰まっている。そんなバッグの中身と、愛用バッグを主役にしたスタイリングをぜひ参考に。
【ノリ エノモト】華やかなスタイルに小物でエッジを効かせて
nori enomoto デザイナー 榎本紀子さん（@37nori)
流線的なバッグには個性のあるアイテムを組み合わせて唯一無二のスタイリングに。「メリル ロッゲの2024春夏シーズンはパリでコレクションを見て一目惚れ。トップスはビスチェと花をリンクさせています。まだ冬なので足もとは深みのある色を選んで、全体的なバランスを取ってみました」。
出先でもすぐ作業できるよう裁縫用品を携帯
自身が手掛けるノリ エノモトのバッグは仕事もプライベートも愛用。「いつでもどこでも仕事ができるように、お直し用の糸ハサミやまち針を携帯しています。以前ロイヤル ハワイアン ホテルで購入したポーチのサイズ感がちょうどよく、お気に入りです。あとはドリス ヴァン ノッテンのリップや、&beのコンシーラーといった美容アイテム、のどの乾燥対策に重宝しているのど飴はマストで持ち歩いています」。
【オマール アフリディ】美しいバーガンディカラーのバッグがポイント
スタイリスト 佐藤奈津美さん（@satou__natumi）
「深いバーガンディカラーのビッグトートを主役として、その他のアイテムは白を基調にしてシンプルに。メンズサイズのランディのアウターはジャケットとダウンが融合していて、トラッドな要素が入っているのがポイントです。一見ベーシックに思えるミュウミュウのニットも、絶妙なふっくら感があって、コーディネートを引き立てるエッセンスになっています」。
仕事グッズも楽々入る、ビッグトートの魅力
どうしても紙の資料やリース伝票、領収書といった荷物がかさばってしまう、スタイリストという職業。容量がしっかりあるバッグは、オマール アフリディで一目惚れしたもの。「光沢のあるバーガンディが大人っぽくて、スタイリングにも合わせやすいんです。中には仕事で必要なものや、一筆箋とペン、ピルケース、歯ブラシセットなど。細々としているので、マックスマーラのポーチに収納しています」。
【サカイ】どんなスタイリングにも馴染む黒のトートバッグを選んで
フリーランスPR 川村詩織さん（@shiorikawamura_）
「今日は全身をアースカラーとモノトーンで統一。ロングコートはシルエットがとてもきれいで、羽織るだけでサマになります。中にはロクのフラワープリントのトップスを忍ばせてちらりと見せつつ、小物はブラック縛りに。レザーの質感はウールのコートと相性がよく、すっきりして見えるんです」。
外出時の相棒は、保湿グッズと推しのアイテム
斜め掛けできるサカイのレザーバッグはPCが入るサイズで、多忙な生活を送る川村さんにぴったり。「仕事用品以外でマストなのは、保湿グッズ。オーのヘアバームやHORWOODのハンドクリーム、ディオールのアイクリームなどを持ち歩いています。あとは、応援しているアイドルの関連アイテムを持っていると『今日も１日頑張ろう！』という気持ちになれます……！」
【Bud.】鮮やかなバッグで大人の遊び心をオン
ファッションPR&モデル 長峰由莉さん（@yurinagamine）
「どれだけ寒くても、厚着しすぎて重くなってしまうのは避けたいところ。今日着用したようなファーコートには、あえてミニスカートを合わせるのが好きですね。厚手のタイツやロングブーツで足もとを冬仕様にまとめたら、気軽に挑戦できると思います。色味はバッグのカラフルさを引き立てるように、他はクラシックに」。
遊び心と利便性を兼ね備えたアイテムたち
0歳児のお子さんと一緒に参加してくれた長峰さん。「Bud.の編みバッグはマチが広くて、見た目以上に収納できる優れもの。中には買い物用のエコバッグやメイク直しグッズ、あとは毎日欠かせない眼鏡とサングラス。子ども用のぬいぐるみや消毒グッズなども入っています。クスッと笑顔になれるような、ユニークなアイテムを選ぶのがこだわり」。
