梅雨シーズンの到来を前にいち早くキャッチアップしておきたいのが、おしゃれな人の“雨の日スタイリング”。モードな4人に「おしゃれと機能性」を兼ね備えるコーディネートを見せてもらった。憂鬱な気分になりがちな梅雨でも、おしゃれを楽しむためのヒントをぜひチェックしてみて。
気分が明るくなる総柄スカートを味方に
MOGGIE CO-OP MD/マネージャー 村上由美子さん(@ymk1031)
「沈みがちな気分を華やかな総パターンで明るくしたい」と言う村上さん。「ドリス ヴァン ノッテンのトップスとスカートは、身につけているだけで元気が出てくる! エッジの効いた花柄スカートも、プリーツになっているために上品な雰囲気を演出してくれます。トップスは濡れても手入れがラクなコットンで、梅雨の寒さにも対応できるよう、ベストを羽織りました」。
シワがつきにくいプリーツスカートは、裾の切り替えが特徴。「1枚でインパクトも抜群なので、シーズンを問わず愛用しています。さらりとしていて着心地もよく、じとっと湿気の多い季節にもぴったり! 急な天候の変化にも対応できるよう、雨具は折りたたみ傘派です。今日みたいな柄物アイテムには、服が映えるように真っ白のものを選ぶことが多いかも」と傘へのこだわりも教えてくれた。
雨に濡れにくいソールブーツを相棒に
フリーランスPR 本山綺良莉さん(@kira_motoyama)
古着のストライプシャツはメンズサイズで大ぶりなサイズ感。モードな雰囲気を演出するために重ねたベストや小物は、黒で統一。「お気に入りはアクネ ストゥディオズのブーツ。ソールが厚くロング丈なので、雨の日でも濡れにく、天候を気にせず履いています。つま先がころんと丸いシルエットなのも、今っぽくて好きです」。
「雨の日はどうしてもウェアの選択肢が狭まるので、アクセサリーで遊び心を演出しています」と本山さん。この日は明るいホワイトヘアをヘアクリップでまとめ、胸もとにはキャッチーなハートのペンダントを着けて。「フィリーチョコレートのネックレスはハートモチーフに一目惚れしたんです。あと好きな色を身に着けると楽しい気分になれるので、雨の日は赤い傘を差してエネルギーチャージしています!」。
タイトなシルエットでまとめて
Forget-me-nots スタッフ 藤代さくらさん(@saku_pann)
「服にボリュームがあるとどうしても濡れやすくなってしまうから、雨の日はタイトなスタイリングを意識していますね。雨でもフルレングスのパンツを穿くことが多いので、ソールが高いスニーカーだと裾が濡れにくく便利なんです」。ナイキのシューズ"ショックス"は、バネのようなヒールが特徴。裾が雨に濡れないだけでなく、スタイルアップ見せにも貢献している。
雨の日に身に着けたいアイテムは? 「湿気が気になるので、通気性や速乾性のいいものを選ぶようにしています。なので梅雨シーズンはシアーのタイトトップスが便利かも。エコーズ・ラッタのトップスはシーズンレスにまとえて使い勝手がとてもいいんです」。
濡れても手入れしやすいアイテムをセレクト
パタンナー 友川歩さん(@ayumi_tomokawa)
「雨の日は寒暖差が激しいことも多いので、すぐに脱ぎ着できるカーディガンにハーフパンツを合わせています。水が跳ねたり、裾が濡れたりすることが心配で……。なので、今日のスタイリングアイテムはすべて自宅で簡単に洗えるもの。スタイリングにパキッとした明るいカラーのアイテムを必ず入れることも、雨の日ならではのこだわりです」。
「シューズは黒で汚れが目立たない点も嬉しいポイント。ただ今年は、普段も履きたくなるくらい可愛いデザインのレインブーツと、大きな傘をリサーチ中です! 絶対に濡れたくないので、70cm以上のサイズは必須条件ですね(笑)」。