ランウェイでも多く登場した“ロングブーツ”を、コンサバにならずに履きこなすコツとは? おしゃれな4名に今季らしいスタイリングテクニックを教えてもらった。着こなしが定番化しがちなロングブーツこそ、今っぽいニュアンスをきちんと忍ばせたい!
スタイリングのハズしに【ドクターマーチン】のブーツを
会社員 天田みのりさん(@minori_amada)
黒のレザーに黄色のステッチが映えるドクターマーチンのロングブーツをチョイス。「数年前、積雪時用に!と思ってオンラインで購入したのですが、普段きれいめなアイテムを着用することが多い自分にとっては、ハズしアイテムとしても使いやすいんです。あえて足もとに重厚感のあるドクターマーチンのブーツを合わせて、バランスを取るようにしています」。
「ドクターマーチンのロングブーツで足もとに重さが出るので、ミニ丈のワンピースとショート丈のダウンジャケットでコンパクトにまとめてみました。ブーツやダウンジャケットは割とカジュアルですが、ダウンジャケットのサテンの素材感や、バッグのペールトーンの色合いで、上品さもプラスしています」。
【ミュウミュウ】のブーツはタイトなフィット感がお気に入り
モデル、フリーランスPR 藤田百音さん(@ahundred_sounds)
タイツの色味にマッチしたブラウンのブーツがお気に入りという藤田さん。「ミュウミュウのブーツは母から譲り受けたものです。このピタッとスリムなシルエットが今の気分にぴったりでした。フラットソールにタイツのようなフィット感のおかげで、スカートやロングドレスに合わせてもコンサバにならず、ほどよい抜け感を演出できます」。
ウエストを絞ったデニムシャツやショートパンツなど、全体的にタイトなシルエットでまとめた。「ブーツのディテールがとてもきれいで、すっきりとした印象に見せてくれます。今日はブーツを主役として、お気に入りのアイテムでまとめてみました。カラータイツが大好きなので、タイツは絶対に黒以外を選んでいます」。
【セリーヌ】のブーツは太い筒のようなフォルムが魅力
SUPER A MARKET スタッフ 足立愛子さん(@adachiaiko_)
筒のようなフォルムのロングブーツを選んだ足立さん。「セリーヌのブーツは、10年くらい前に購入したものです。トゥの形の美しさと、シンプルに削ぎ落としたノンジップのデザイン、ストレスなく履けるローヒール。『これは長年愛用できそう!』と思い購入しました」。
「今日はロングブーツの縦のラインを活かして、Iラインでまとめてみました。黒のロングブーツはそれだけで上品に見えるので、他のアイテムはカジュアルかつ色が映えるものを選び、自分らしいバランスに仕上げています。遊び心のあるアイテムを取り入れることで、モードなロングブーツの着こなしを楽しめると思います」。
フラットソールが上品な【ファビオ ルスコーニ】のブーツ
73 showroom PR 河野なみこさん(@namikokono)
「今年はフラットのロングブーツが欲しくて、ファビオ ルスコーニのブーツを購入しました。ソールが軽く、筒が細くないところも決め手ですね。ブーツ自体もコンサバなデザインではないので、自分らしいスタイリングで大活躍しています」と河野さん。ブーツとレザーバッグの素材をリンクさせて、コーディネートに統一感を加えて。
レザーの質感が際立つブラックに、コートやニットキャップに用いたウールのグレーが冬のムードを高める。身幅にゆとりを設けたコートとブーツの丈感が絶妙にマッチ。「ソールがフラットなブーツをメインに、モノトーンにまとめています。ミックス糸のニットキャップなど、ディテールにこだわった小物選びも意識しました」。