コーディネートのアクセントとして取り入れる小物はさまざま。常に持ち歩くバッグは、色やフォルムなどで自分らしい個性が出せる必需品でもある。ファッションを楽しむおしゃれ賢者4人の、お気に入りのバッグを主役にしたモードな着こなしを伝授!
エッジの効いた変形バッグをクラッチ持ち
スタイリスト 濱本愛弓さん(@ayumi6316)
「大きいサイズの変形スクエアの形がモードで、パテントレザーとプレートにチェーンというエッジの効いたところが好き」。と濱本さん。折り紙のようにレザーが折り畳まれたバッグは、メゾン マルジェラのもの。「チェーンストラップを肩に掛けても、クラッチとして持っても、主役級の存在感を魅せてくれます! 容量があるのも嬉しいポイント」。
「エッジの効いたスタイリングなので、インナーにラベンダー色のタートルネックニットと、パープルのパンプスを差してマイルドに。他のアイテムはグレートーンで統一しました。最近はタイトなスタイリングが気になります。肌にピタッと吸い付くようなタートルネックニットやミニスカートを探し中。あと、今まで穿いてこなかったカーゴパンツにも注目しています」。
使い方は自由自在、型違いで愛用中のニットバッグ
スタイリスト 小笠原夏未さん(@Natsumi Ogasawara)
存在感のあるニットバッグは、東京を拠点に活動するブランド、ラストフレームの人気アイテム。「パキッとしたグリーンカラーに目を惹かれて購入しました。素材がニットなので見た目以上にたくさん収納できるのも、荷物が多いスタイリストとしては嬉しいですね。とても使いやすいので、違う色とサイズのバッグも購入したほど!」。
「バッグの色味にマッチしたVネックのニットは、メリルロッゲ。着ていたら必ず突っ込まれる、長いタイがお気に入りです。ルールはないのでその日の気分で垂らし方を変えています(笑)。今日はバッグを肩掛けしたときに目が行くように、首にぐるっと巻いてみました。今年の春夏は、大人が着るジャージスタイルにも挑戦してみたいと思っています」。
ころんと丸いオーバル型が個性的
フリーランスPR 尾花未来さん(@miki.obana)
iPhoneの電源マークから着想されたという、コペルニのバッグをチョイス。「今季購入した“スワイプバッグ”は、小ぶりで持ち歩きしやすいサイズ。オーバーシルエットのコートとパンツに合わせて、バランス感にギャップを出してみました。コートの袖口を大きく折り返して、バッグの持ち手が見えるよう工夫したのがポイントです」。
「モノトーンを基調に、ゼブラ柄の型押しバッグでアクセントを足してみました。ピアスもそうですが、アクセサリー感覚で持てる構築的なデザインが好きなんです。そうすると、トラッドなパンツやネクタイなどのマニッシュな着こなしもドレスアップされて、自分らしく取り入れられる気がします」。
パリで買った、思い入れのあるミニトート
フリーランスPR 船山真凜さん(@marin_funayama)
「パリのショップ、メルシーで購入したトートバッグ。元コレットのサラ・アンデルマンが新たにオープンさせたショップということで、ずっと気になっていたんです。スーベニア感覚でゲットしました」と船山さん。「色やサイズが豊富ですが、そのなかでもケリーグリーンをチョイス。意外とどんなアイテムとも相性が良く、パソコンも収納できる優秀さで重宝しています」。
メンズブランドのニットやパンツを取り入れたカジュアルな着こなしに、色鮮やかなバッグを差してポップに仕上げている。「職人によるハンドメイドのカウチンニットに、オーバーシルエットのパンツを合わせてルーズな雰囲気に。パンツのストライプとバッグの色をリンクさせたのも、密かなコーディネートのポイントです」。