【2025年冬アウター】暖かいウールコートや、エッジの効いたレザーブルゾンなど、寒い時期を乗り切る相棒アウター

【ヤエ】存在感のあるアウターで、スタイリングを新鮮に見せて

スタイリスト　山﨑静香さん（@shizuka_yamazaki__）

自身がディレクションしているブランド、ヤエのロングコートをまとった山﨑さん。「気軽に羽織れるカラーコートが欲しくて作りました。少し立体的に見える素材感と色みによって、ドラマティックな雰囲気を演出してくれます。グリーンは一見取り入れるのが難しそうに思えますが、くすんだ色みなので、意外とどんな服にも合わせやすいですね」。

「今日はお気に入りの花柄ドレスの上からコートを羽織って、スタイリングが“ボヤッ”と見えないようにコントラストをつけました。胸もとには、最近のマイブームであるブローチを飾っています。視線が上に向くことで全体的にすっきりと見えますし、コーディネートのいいアクセントになるんです」。

【フォル】軽くて暖かい、理想のブラウンコート

会社員　川本早紀さん（@saki_kawamoto_）

街でロングコート派が増えている今年、川本さんが選んだのはフォルのブラウンカラーのロングコート。「グレーと迷った末にブラウンを購入。落ち着いた色みと、ウール100％でありながら、とても軽い着心地が決め手でした。アウター選びで重視しているのは、暖かさと軽さ。それから、一枚でサマになりながらも、飽きのこないベーシックなデザインであること。トレンドに左右されずに長く着られるものに惹かれます」。

「今日はブラウンのコートを主役にピンクのポロシャツを合わせて、少しの遊び心をプラス。全体的にシックな雰囲気でありながらも、どこかに抜け感が出るように意識しています。冬はどうしても暗いカラーを選びがちなので、インナーやボトムで“色”を効かせるなど、スタイリングがぼんやりして見えないように気をつけていますね」。

肩パッド入りのコートを、カジュアルに着崩して

ファッション&ジュエリーデザイナー　Mayumi Murasawaさん（@mmayuuuuu）

「このヴィンテージジャケットは、存在感のあるパワーショルダーや絶妙なブラウンカラー、なによりシルエットの美しさに惹かれました。そのままさらりと羽織ると若干重たい印象になるので、Tシャツをちらっと見せたり、小物を重ね付けしたりして、軽やかに見えるように工夫しています」。

「今日は存在感のあるパワーショルダーのジャケットを主役に、全体的にベーシックカラーのアイテムで統一しました。ブーツだと少し重たく見えてしまうかなと思い、カジュアルなスニーカーを選んでバランスを調整しています」。

ボリュームのあるレザーブルゾンを今季の相棒にセレクト

Margarines デザイナー、studiolab404.com スタッフ　石神澪さん（@leipooon）

「このレザーブルゾンは、ヴィンテージショップで一目惚れして購入したもの。程よくボリューミィなサイズ感に加えて、着たときのシルエットがきれいで、即決しました。上品なアイテムにも、カジュアルなアイテムにも合いますし、服装を選ばずに羽織れるところが気に入っています」。

「レザーブルゾンに合わせたのは、アーガイル柄の真っ赤なニット。割と丈があるので、今日はワンピースとして着ています。アーガイル柄にラメ糸が使用されていて、角度によってきらきらと輝いて見えるのが可愛いんです。このニットを際立たせるために、その他のアイテムはシンプルなものを選びました」。