通勤や休日の外出など、様々なシーンで活躍するバックパック。機能的な一面、取り入れると途端にカジュアルになり過ぎてしまう……とスタイリングに悩む人も多いのでは? そこで今回はモードな4名に、大人のバックパックスタイルを見せてもらった。アイテム選びはもちろん、洋服とのバランスをぜひ参考にしてみて。
ベーシックカラーとインパクトのある赤で意外性を狙って
アロマセラピスト、ánokオーナー 梅本愛子さん(@aikoumemoto)
「5年ほど前、アウトドアバッグの買い付けの際に、展示会で一目惚れして購入。子どもの頃に使用していたようなナップザックを、あえて大人になった今取り入れることに面白みを感じましたし、絶妙な遊び心を演出してくれると思いました。今日は、ウール素材のトレンチコートに少しチープな印象のナイロンナップザックを合わせるというギャップを楽しむスタイリングに仕上げています」と梅本さん。
「野暮ったくならないよう、ビビッドな赤をポイントに、全体のカラーリングを意識しました。落ち着きのあるベーシックな色味でまとめることが、大人のリュックスタイルのキーポイントだと思っています。レザーシューズやアクセサリーといった小物をバランスよく取り入れたり、リュックが良い"ハズしアイテム"となるようにスタイリングしたりすること多いですね」。
上品なネイビーにブラウンのリュックが映える
PR&マーケティング 川本早紀さん(@saki_kawamoto_)
ワンショルダーで斜めがけしたエルメスのポロション ミミル。キャンバス生地のナチュラルな風合いが魅力だ。「ずっと探していて、やっと見つけた念願のリュック。特にブラウンが欲しくて! 今日のようにシックなスタイリングに合わせることで、絶妙なギャップを演出できるんです。アクティブなシーンで使用する時には、とことんアウトドア寄りのスタイリングに合わせたい!」
大人のリュックスタイルで気をつけていることは?「今日はフルレングスのスカートに合わせて、全体的に重厚感のあるイメージを意識しました。服はシックな色味に統一しながら、小物で遊びを効かせるといったバランスが好きです」。巾着型のリュックは丸みを帯びたシェイプのおかげで、どこか柔らかい印象を与える。
ミリタリーパターンの【グレゴリー】のリュックが新鮮!
BEAMS プレス 藤井早希子さん(@yuzusakko)
定番のブラックのリュックが人気のグレゴリー。藤井さんは遊び心の効いた柄物を選んだ。「1990年代に作っていた青文字タグのモデルを復刻したこちらは、チョコチップカモ柄を再現しているんです。アースカラーなので他のアイテムにも馴染みやすく、意外と万能なのでお気に入りです」。
「今日はカーキやブラウンが入ったカモ柄のリュックを主役に、トップスや小物をリュックの色味に合わせてスタイリングしてみました。リュックがボリューミィで存在感があるので、カジュアルすぎないようにミニスカートをレイヤードした点もポイントです。スポーティな要素を加えることで、今っぽい着こなしになるように意識しました」。
スタイリングに馴染むハイセンスなリュックを投入
フリーランスPR 三井千晶さん(@chiaki_mitsui)
シューズが大人気のサロモンのリュックをチョイスした三井さん。「ランニング用のベスト型バックパックに、相反するフェミニンな印象のチュールトップスとスラックスを合わせて“ギャップ”を意識しました。足もとにはスニーカーではなくレザーシューズを合わせたところもポイントです。バックパックのバイカラーが目立つよう、全体を黒で統一しながら大人っぽく見えるようにしています」。
「左右で身頃の色が変わるベストタイプのリュックは、昨年サロモンの直営店で購入しました。アウトドアシーンはもちろん、日常でも愛用したい!という理由で即決。私が使用しているものは、10L入るサイズです。モードなスタイリングにもしマッチしますし、とても気に入っています」。