2023-24年秋冬コレクションも、先日のパリでついに閉幕。ブランドのルックや来場者に注目が集まるなか、なにより気になったのは、ショー会場に登場したモードラバーの着こなし! 2023年春夏のトレンド、ピスタチオカラーを取り入れた10人のスタイルを参考にしてみて。
上品なロングコートでピスタチオグリーンを取り入れて
2023年の春夏は、ピスタチオグリーンを取り入れた軽快なスタイリングに挑戦したい。大人っぽく仕上げるには、素材感とアイテム選びが重要に。ヴィクトリア・ベッカムのコートは、薄手のサテンが自然な光沢感を演出。さらに、プリーツをあしらうことで動くたびにエレガントな印象に。その他のアイテムをモノトーンで統一するのがポイント。
カーキを足して作るグラデーションルック
淡い配色が苦手な人におすすめなのが、カーキを足して濃淡のグラデーションカラーを作るスタイリング。写真の彼女は、レースをあしらったスカートとミニバッグでピスタチオグリーンを取り入れながら、存在感のあるパフスリーブトップスで全身のバランスをまとめ上げている。華やかなヘッドピースと赤リップで仕上げたら完成。
スポーティなラインが着こなしの鍵に
配色がユニークなレザージャケットを主役に。ディープグリーンやホワイトとの色合わせが、洗練された雰囲気に促す。そこにあえてチェック柄とモノグラムを合わせ、柄同士をぶつけることで個性的な着こなしに。彼女の愛らしいホワイトヘアーも相まって、独自のスタイルを表現している。
彩度の高い色合わせでハッピームードに!
エディターのキャロラインは、カラーを全面にあしらった華やかなスタイリングで登場。彩度の高いピスタチオカラーに淡いブルーのカラーリングは、春らしさ満点! インナーにネイビーのニットを重ねたり、ジャケットの袖口を大胆にまくった袖まわりのレイヤードで、グッとおしゃれに。小物をモノトーンに統一すると引き締まる。
ピスタチオカラーのアウターで柔らかい雰囲気に
春の定番アイテムであるトレンチコートもピスタチオカラーを選ぶことで旬顔に。ランバンのショー会場でキャッチした彼女は、コートとバッグの色をリンクさせることにより、さらに統一感をアップ。帽子とシャツにはグレーを、デニムにホワイトを使用することで、全体をクリーンな雰囲気で整えている。
パワーショルダーのセットアップで会場を闊歩
柔和な色味だからこそ、インパクトの強いデザインも上品に演出できる。その一例が、パワーショルダーのセットアップ。ジャケットのラペルや袖のタック、パンツの裾にはトレンカ調のディテールなど、個性的なアイテムを、トレンドカラーでさらに魅力的に仕上げている。サンローランのバッグを筆頭に、黒の小物でストイックに。
カッティング&ギャザー使いがユニーク
エスター マナスの最新アイテムに身を包んだ彼女も、ピスタチオカラーが印象的。体のラインに沿った立体的なギャザーや、お腹のカットアウトなど、動きのあるデザインがゴージャスに彩る。カジュアルなデニムと小ぶりなスクエアバッグで、装飾的なトップスをモダンにまとめている。
アーストーンに映えるピスタチオカラー
ロエベの新作バッグ「パセオバッグ」を持ったティファニーの着こなし。太ももまで深く入ったスリットワンピースは、落ち着いたアースカラーでシックな印象へと誘う。ストイックな雰囲気のウェアにこそ、色鮮やかな小物がマッチする。縦を強調したシルエットに、横長のバッグでアクセントを。
ピスタチオグリーンと黒が好相性
彩度や明度によって印象が変わるピスタチオカラー。熟したような深みのある色合いは、より大人なムードを作ってくれる。例えばこのセットアップスタイル。ワークテイストの要素でドレスダウンすることで、肩肘の張らないカジュアルな印象に。メッシュのインナートップスでモードに仕上げを。
トレンド色でツイードをアップデート
モノトーンを選びがちなツイードのジャケット&スカートも、ピスタチオカラーなら新鮮な気分になれそう。ジャンバティスタ・ヴァリのセットアップは、爽やかな配色にゴールドのボタンが華やか。甘くなりすぎないように、エナメルのニーハイブーツで下半身をソリッドに見せるのがポイント。