春の訪れを感じられ、気分も軽やかになる今日この頃。とはいえまだ少し夜は冷えるため、スプリングアウターをクローゼットに迎え入れたい。モードな着こなしに身を包んだ4人は、この季節どのように取り入れている? 春の着こなしを教えてもらった。
チューリップのようなピンクでハッピーに
アーティスト 東ちなつさん(@chinatsu_higashi)
「都会の花見コーディネートをテーマにしてみました」と東さん。「1年中ピンクを愛している私ですが、桜が咲くこの時期は特にピンクが着たくなります。赤とピンクの組み合わせが大好きなので、赤いシルクのドロワーズパンツと合わせてピンクのグラデーションを味わい尽くしました! 甘さのなかに強さや遊び心を感じるエッセンシャルな装いを心がけています」。
大きな襟が目を惹くピンクのアウターはガニーのもの。「ノスタルジックかつ都会的な雰囲気が絶妙なんです。光沢のあるツルツルした生地はカシュクールで、ワンピースにもアウターにもなり、パフスリーブが安心して収まる袖幅のゆったり加減も気に入ってます。大人にピンクは難しいと言われますが、ヴィヴィッドなピンクは逆に大人向きで、着こなしやすいと感じています」。
サファリジャケットでカジュアルMIXに
フリーランス Yuikoさん(@ouiws_)
「最近は、日中は暑いのに夕方から急に涼しくなったりと、気候が読めないですよね。なのでいつもバッグのなかにショート丈のジャケットを忍ばせています」。今日のスタイリングのポイントに関して「トーテムのジャケットはポケットがたくさんあるのがお気に入り。腰のリボンを結ぶと着こなしに変化が生まれて、簡単にイメージチェンジできます」と教えてくれた。
この日はセシリーバンセンのドレスを重ねて、カジュアルMIXを楽しんだ。「春を感じられる花柄ドレスに、ざっくりと羽織ったアウターのバランスが好き。袖から花柄をちらりと見せているのも、細かいながらこだわりのポイントです。アクセントとして、仕上げにカラーソックスも忘れずに!」
レイヤードが楽しめるライトアウターをオン
BEAMS PR 藤井早希子さん(@yuzusakko)
「ストライプ入りのダブルジャケットは、脇に入っているカットアウトがポイント。インナーのキャミソールやトップスとの合わせが楽しめるので、レイヤードスタイルにぴったりの一枚だと思います」。シルエットがゆったりとしているため、肩を落として肌見せするのが藤井さん流。袖をまくるとより軽やかな印象に。
最近注目しているファッションは? 「スポーツアイテムの投入にハマっています。今回はジャージを合わせていますが、トラックジャケットもおすすめ。スポーティな印象になりすぎないように、ヒールやシアーアイテムなど女性らしいアイテムを投入するように意識しています」。重ね着が楽しめる春ならではのスタイリングだ。
袖にポイントのあるユニークなデニムジャケットを選んで
フリーランス 寺内亜耶香さん(@akka0327)
デニムジャケットを今年流に着こなすヒントを教えてくれた寺内さん。「サイジングがとても大切だと思います。ピタッとしたジャストサイズも可愛いけれど、この春はオーバーサイズでざっくり羽織るのがおすすめです。ヴィンテージのこちらは、色褪せた風合いもお気に入り! ボーイッシュになりすぎないよう、“小物は可愛く”がモットーです」。
デニムジャケットに合わせたのは、コリーナ ストラーダのカラフルなパンツ。「ハンドペイントをプリントしたデザインで、遠目から見ても目を惹きます。派手になりすぎないようにデニムを合わせると、程よくカジュアルダウンできるんです。きゅっと結んだヘアもスタイリングの一部。頭からつま先まで、トータルで表現するのが好きですね」。