本格的な冬の厳しさが訪れている最近、欠かせないアイテムがパフィーアイテム。ジャケットやベストなど、ボリュームたっぷりで防寒対策はばっちり。それでいてモードなデザインや構築的なシルエットなど、ひと工夫ある個性的な1着をおしゃれな4名が教えてくれました。
レイヤード前提で着るボリュームダウンベスト
ファッションPR/SALES 山中詩穂さん(@chachachaaasu)
山中さんのダウンベストは、ノルウェーを拠点にするファッションブランド、ホルツワイラーのもの。「ボリュームたっぷりで存在感のあるデザイン。脇が大きく開いているので重ね着しやすく、モードに合わせられます」と山中さん。最近切ったばかりのショートカットでフードまわりもすっきりと。
「重量感のあるダウンベストには、さまざまな素材を重ね合わせたコーディネートで。鮮やかなラメが可愛いニットや、チュールのスカート、光沢のあるブーツなど、色々な質感のアイテムを合わせてみました。仕上げに、ビビッドピンクのガニーのミニバッグを斜めがけしています。冬だからこそおしゃれを忘れずに、挑戦的でいたいですね」。
癖のあるレッドカラーをあえて主役に!
アマンPR 萩原美緒さん(@miohagihara)
「ダウンジャケットって、取り入れ方が難しいですよね。私は、カラーや素材などシンプルすぎず、少し癖のあるデザインを選ぶようにしています。今回のダウンはインパクトのある“赤”が特徴的で、絶賛愛用中。ウエストにベルトが付いている点もスタイリングのポイントになるので、気に入っています」。
暗くなりがちな冬のスタイリングに鮮やかな色を取り入れ、遊び心のあるスタイリングに仕上げている。「インパクトのある色味なので、その他の服と小物類は落ち着いたカラーを選んで、ごちゃっと見えないようにまとめました。インナーに着たオールインワンがちらっと見えるようにあえてジップは閉めず、ウエストマークをすることで軽やかな印象になると思います」。
キルティングディテールをジャケットに踏襲
MOGGIE CO-OP MD/マネージャー 村上由美子さん(@ymk1031)
福岡発のセレクトショップ、マギークープの村上さんは、メゾン マルジェラのパフィージャケットをチョイス。「ブランドらしい、『グラム スラム』デザインのジャケット。マットな質感のファブリックなので、他のアイテムと浮かないように気をつけながらスタイリングしています」。
そんな村上さんがパフィージャケットを選ぶときのこだわりは? 「普段の着こなしに合うように、あえてアウトドアブランドではない、メゾンが出しているアイテムを探すこと。今日はジャケットがオーバーサイズなので、タイトシルエットのスカートですっきりと見せました」。
パステルカラーにチェック柄マフラーを合わせて
VISITFOR スタッフ 赤松里菜さん(@akmtyy)
赤松さんが着たジャケットは、ガブリエラ コール ガーメンツのもの。柔らかいテック素材に存在感のある色味が新鮮。「機能性がありながら、野暮ったくならない優れもの。他のアイテムをカシミヤなど上質な素材のものにすることで、よりこの美しいデザインが活かされるような気がします」と赤松さん。
「ここ数年、欲しいパフィージャケットに出合えていなかったのですが、これはフォルムと色味が好みで即決しました。ジャケット自体が華やかで存在感もありますが、あえて柄物の小物をプラスオンすることで、意外性のある着こなしに仕上がるんです。このテクニックは最近、個人的にハマっています(笑)」。