外はカンカン照りで強い日差しを浴び、室内は冷房によって体を冷やすことも。この気温差のせいで体調を崩さないように、機能的なアイテムや羽織りものなどを活用したい。そこで今回は、おしゃれな人が取り入れている着こなし術を見せてもらった。スタイリングを参考に、夏の「暑い、寒い問題」と上手く付き合おう。
首もとをカバーする【イン】のボレロ
フリーランスPR 川村詩織さん(@shiorikawamura)
「インのボレロはウール素材で保温性に長けていて、室内と室外の気温差を感じづらいので、とても重宝しています。とはいえ、素材自体は薄く通気性も高いので、汗をかくような日中でもサラッとした質感を保ってくれるのも嬉しい! フード付きで、首もとからしっかりカバーしてくれます」と川村さん。
「タートルネックのトップスとセットのボレロはバッグに入れてもかさばらないので、普段から持ち歩くことが多いですね。すごく使いやすくて、夏のエアコン対策にもばっちり。今日はシックな黒をメインに、軽やかな素材感のベージュパンツを合わせてみました」。
冷房や夜冷えから身を守る【ヨーク】のシャツ
スタイリスト 鈴木香織さん(@kaori_912)
脱ぎ着がイージーな長袖シャツは、様々なシーンで大活躍。「ヨークのシャツは、メンズならではのデザインやサイズ感がお気に入り。寒いのが苦手なので……暑い日であっても室内の冷房対策や夜の冷えに備えて、ノースリーブや半袖に羽織ることが多いです」。
「暑さが厳しい昼間は、スタイリングのポイントとしてシャツを腰巻きしても可愛いんです。カジュアルに見えすぎないように、主張的なラバンヌのメタルバッグやレザーシューズを合わせてみました」。
夏のスタイリングに溶け込む【アーニーパロ】のジャケット
IRIS オーナー 水谷優里さん(@yuri_mizutani)
現在フランスを拠点に活動している水谷さん。昼間と夜の気温差が激しいパリでは、羽織りものは必須だと言う。「防寒とおしゃれを兼ね備えたジャケットやカーディガンは、常にリサーチしています。軽やかなブラウンのジャケットは、どんな洋服にも合わせやすく重宝していますね」。
「まだ肌寒い日もありますが、日中はもうすっかり夏の気温に。今日はスタイリングに抜け感を演出するために、程よく肌を見せられるトップスを選びました。そしてこのロングスカートは割とゆったりとしたシルエットなので、寒い時にスパッツを忍ばせることもできて便利なんです。パンツよりも高頻度で穿いています」。
腰に巻いてもサマになる【アンスクリア】のデニムジャケット
フリーランスPR 奥野萌夏さん(@moeca0812)
日中の暑いタイミングは、腰巻きができて、コーディネートの一部になるようなアイテムが便利。「アンスクリアのデニムジャケットは、季節を問わずに着られる万能アイテム。羽織りとしてはもちろん、ジャストサイズということもあって、秋冬はトップスのように着られるところも好きなポイントです」。
「今季はジャージパンツなどのカジュアルなアイテムに、ヒールを合わせてバランスを調整することが多いですね。今日はカジュアルなトップスとパンツを主軸に、デニムジャケットやエネルギッシュなカラーバッグをスタイリングのポイントに選んでみました。夏らしいポジティブカラーの小物を足すと、グッと開放的なムードになるんです」。