Y2Kブームなどの影響でミニスカートが注目されるなか、リアルバイの傾向にあるのは膝下丈? プリーツやフリンジ、スリット入りといった個性的なデザインのスカートをおしゃれ上級者はどのように着こなしている? 彼女たちのスタイリングテクニックを参考にしてみては。
ヒッピー調のフリンジスカートが今の気分
PRマーケティング 川本早紀さん(@saki_kawamoto)
長いフリンジが特徴のロングスカートは、川本さんのお気に入り。「パッと見は重厚感があるのですが、すべてコットン素材なので、軽やかに着られるのがいい感じ! 今季は“床スレスレ”のロングスカートやデニムスカートも、ボリューム感のあるものが気分なんです。下半身に重心をおくことで、春夏でもカジュアルすぎず、ファッションを楽しめる気がして」。
「今日は、ヒッピー風のフリンジスカートにウエスタンブーツを合わせたのがポイント。今回はロングトップスを合わせているので見えませんが、身長が低いこともあって、トップスをインしたときにウエストがきれいに見えるボトムスも常に探しています。あと着丈は、着用時のバランスを考えて選ぶように。丈が長くても着られている感がなく、スタイルがよく見えるものが好きです」。
ロング丈のプリーツスカートで上品に
studiolab404.comスタッフ 石神澪さん(@leipoooon)
「プリーツスカートはフルレングスの丈感が絶対に可愛いんです!」と石神さん。彼女が働くセレクトショップ、studiolab404.comで作ったオリジナルデザインのスカートは、太いボックスプリーツが特徴。「パンツを下に穿いたり、お腹を見せたり、着こなしはさまざま。落ち着いた色味なので、色々なアイテムと相性がいいですね」。
「ローウエストなのも今季らしくてお気に入りのポイントです。トップスでスタイリングの印象が左右されるため、“なにを選ぶか”を考えることも楽しい。今日はルメールの開襟シャツを合わせてみました。メンズライクなデザインとも相性がいいんです。足もとはクラシカルなローファーを取り入れてみました」。
フロントの大胆なスリットが、着こなしに奥行きを
STUDIOUS スタッフ 石川陽和さん(@hiyopiyo10)
「スカートは着丈とシルエット。この2点に限ると思っています。なので自分自身もきちんと試着してから購入しますし、接客でお客様とお話しするときも、大切なポイントとして伝えています」と石川さん。「ムカサのスカートは、フロントの深いスリットデザインが特徴。中にシースルーのソックスを合わせて、奥行きのあるスタイリングにしてみました」。
「今季は膝下からロング丈のスカートに目がいきます。1枚で穿いておしゃれに見せてくれて、かつトップスとのバランスがいいもの。その一方で野暮ったいイメージになりがちなアイテムも多いので、スタイルアップできるようなシルエットも重要ですね。スリットが入っていたり、ウエスト周りがすっきりしているなど、ひねりの効いたアイテムがおすすめです」。
インナーを"見せる"スカートをチョイス
3-9-12 HIGASHIスタッフ 永井実麻さん (@mio_nagai68)
今季購入したスカートはベルパーのデニムスカート。「小柄なのでトップスや靴を想像して、全体的にバランスがとりやすいデザインや着丈を選ぶようにしています。これは裾が大胆にカットされていて、歩くたびに揺れるのがポイント。カラータイツを履いて、少し個性的に見せてみました。ちらっと覗くのがいい塩梅」。
裾のカットアウトだけでなく、ダメージが入っていたり、ジャージのように腰紐が施されていたりと、細部までこだわり抜いたデザイン。「チョポヴァ ロウェナの個性的なトップスに負けないデザインが気に入っています。最近はこういったレイヤードができるスカートが気分。ショーツやパンツ、タイツを重ね着して、今年ならではのスタイリングに挑戦したいですね」。