生粋のモードラバーとして知られる女優の橋本愛による新連載のコンセプトは、ホロスコープ。12星座から着想を得たファッションスタイル、そして毎回異なるテーマのビジュアルで、それぞれの星座の持つパーソナリティを表現する。
知性の星、水星を守護星に持つ双子座の最大の特徴は、コミュニケーション能力。好奇心を刺激してくれること、もの、人、場所を求めて鳥のように自由に飛び回るようなキャラクターだ。新しいものには目がなく、アイコニックなアイテムやデジタルとも好相性。そんな都会的で刺激的な双子座にとって、ルールに縛られない自由なミックス&マッチのスタイリングはお手のものである。
これら双子座の持つパーソナリティに着想を得て、今回は70年代を彷彿とさせるクラシカルなヴィンテージ、スポーティー、レースをミックスしたスタイリングに挑戦。足下はヴィンテージのコンバースにレースのソックスをレイヤー。「たまたま好き」というものを独自のセンスで融合させ、とことんファッションとして楽しんでしまう双子座らしいスタイルだ。
時に橋本自身の誕生日は1月12日、星座は山羊座。今回の撮影を通して、双子座のペルソナに対してどのように感じたのだろう。
「混沌としているのに絶妙なバランスで統一されていて、色彩や素材感の自由さも含めて、いろんなことに興味を持って飛び回る双子座のイメージにぴったりだと思いました。こういうテイスト、私は夏になると着たくなりますね。服に任せて自分の今までにないマインドを引っ張り出したいという気分のときとかに」
山羊座の橋本さんにとって、双子座は全く異なるキャラクターだからこそ惹かれる存在だという。
「私は山羊座なので、堅実、慎重、真面目…と言われる星なんです。だから石橋を叩いている時間に誰かがもうその橋を渡っていて開拓者にはなれない、ということがコンプレックスでもあって。コミュニケーションにおいてもあまり積極的な方ではないですし、新しいものやデジタルも弱いので、ここまで共感しないのは双子座だけかもしれない(笑)。だからこそ、その道の開拓者になれる双子座の自由な精神にすごく憧れます。あまりに違うからこそ、双子座みたいなキャラクターの役、挑戦してみたいですね」。
今回の連載で、自身に潜む双子座の憧れを発見した橋本。次の連載では、どんなスタイリングを披露し、ホロスコープはどんな答えをくれるのだろうか。次回の蟹座(6月22日~7月22日生まれ)の「橋本愛のときめきホロスコープ」もお楽しみに!
【双子座のエナジャイズアイテム】「何それ!」と突っ込みたくなるようなユーモラスなアクセサリー
コミュニケーションに長けた双子座にとって、アクセサリーは自分のキャラクターの見せどころ。ぱっと見て目を引き、思わず「何それ!」と突っ込みたくなるようなカンバセーションピースは、双子座の魅力を取り入れられるエナジャイズアイテムだ。例えばベルギーの老舗バッグメーカー、デルヴォーのアイコンバッグ「ブリヨン」をミニチュアで再現したプレイフルなチャームはどうだろう。
「パッと見てすごくかわいくてカラフルでポップなものは、本当はすごく惹かれてしまいます。でも客観視したときに、これは私じゃないかも…と尻込みしてしまうことが多いんですが、精神性としては双子座と同じく大好きです!」(橋本愛)
橋本愛 プロフィール
熊本県出身。映画『告白』(2010年)、熊本県出身。映画『告白』(2010年)、『桐島部活やめるってよ』(2012年)、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』(2013年)などで注目を浴びる。 直近では大河ドラマ『西郷どん』(2018年)、『いだてん』(2019年)、初ヒロインを務める「青天を衝け」が放送中。現在発売中の「筒美京平SONGBOOK」にて「木綿のハンカチーフ」を歌唱。
model: Ai Hashimoto photography: Mitsuo Okamoto styling: Tamao Iida hair and makeup: Hiroko Ishikawa text: Tomoko Ogawa horoscope advisory: Seira Yoshimura edit: Shunsuke Okabe special thanks: Iida Shoji