「今の時代に、腕時計をする必要はあるのだろうか」。SPUR1月号の時計特集は、そんな声からスタートしました。時計を「する」派、「しない」派の対談や、実際に腕時計をしている素敵な人のルポ、新作時計の紹介まで、さまざまな切り口で特集した結果、たどり着いたのは「やっぱり時計っていいな~」という思いです。
気持ちが変わったのは、時計を「する」派の人たちの話を聞いたこと。どんなものにも、購入した時の思いはあるものですが、時計は毎日身につけるアイテムだけに、皆、一方ならぬ思い入れがある様子。「次になりたい女性像にステップアップするために買った」「時計は、自分のスタイルを象徴するアイテム」と金言がバンバン飛び出します。
時計の新作がとても素敵だったのも、改めて時計をしたいと思った大きな理由です。写真は、本誌でも紹介しているエルメスの“ケープコッド”。誕生から25年経っても色あせないデザインに、カラフルなベルトの新作が登場しました。
本誌の撮影では、ジェットセッターをテーマに、飛行機のセットや公園などで撮影。どんな写真になったのかは、ぜひ誌面をチェックしてください。