時を経た一点ものならではの個性。その魅力を活かしながら2017年の「きれいな大人」像を表現するなら? スタイリスト3名によるヴィンテージを取り入れたレッスンを開催
吉田佳世さん/ヴィンテージならではの、色のミックスマッチ
生粋のヴィンテージ好きである吉田さんは、色に注目。「ヴィンテージを選ぶならぜひその年代特有の"色"を活かして。カラーブロックのようなスタイルが素敵です。淡いパープルがきれいな60年代のジャンパースカートは、まさにグッドガール的アイテム。こうしてインにニットやシャツを合わせたり、一枚で着たりと着こなしの幅も広いんです。今っぽくきれいにまとめるならワイドパンツと合わせて。インディゴブルーのノンウォッシュデニムなどもおすすめです」
ワンピース¥53,703/ザ ブリスク ニット¥35,000/デミルクス ビームス 新宿(エリン) パンツ(ベルトつき)¥163,000/エミリオ・プッチ ジャパン(エミリオ・プッチ) パンプス¥113,000/セルジオ ロッシ カスタマーサービス(セルジオ ロッシ)
小川夢乃さん/ドラマティックなスカートは、どこか"抜け"を意識して
小川さんは装いを盛り上げてくれるドラマティックなスカートを提案。「日常に取り入れるなら、ほどよくドレスダウンするのがカギ。けれどカジュアルすぎないよう、ブルゾンはナイロンではなくベロア、足もとはスニーカーでなくフラット靴を選んで。アクセサリーで遊び心を」
スカート¥12,800/HAIGHT & ASHBURY ブルゾン¥95,000(コシェ)・トップス¥15,000(エイチ ビューティ&ユース)・ベレー帽¥42,000(クライド)・靴¥63,000(マルティニアーノ)/エイチ ビューティ&ユース タートルネック¥7,200/スティーブン アラン トーキョー(オンリー ハーツ) ピアス¥15,000(ヴァンダ・ジャシント)・バッグ¥40,000(ショーネベルグ)/ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店 ポーチ¥25,000/ROKU BEAUTY & YOUTH SHIBUYA CAT STREET(メゾン ボワネ)
伊藤信子さん/古着のデニムをベースに、合わせるアイテムで今年らしさを
70年代風のノンウォッシュのワイドデニムを選んだ伊藤さん。「デニムははやりすたりなくはけるものなので取り入れやすくおすすめ。たとえばこのリーバイス®のワイドデニムのように色がきれいならヴィンテージ感もほどよい。そのうえで、スタイリングするアイテムで今っぽさを足して。トップスはシャツでなくブラウスを選びレディライクなムードでまとめました。小物は今季気になるシルバーで揃えて。バッグはアクセサリー感覚で持つのが可愛いです」
パンツ¥8,870/Olgou シャツ¥29,000/クロエ カスタマーリレーションズ(シーバイクロエ) ピアス¥57,000/イザベル マラン バッグ¥75,000/ビューティフルピープル 青山店(ビューティフルピープル) 靴¥34,000/マチュピチュ(オオシマ レイ)
SOURCE:SPUR 2017年10月号「『きれいな大人』になりたい」
photography:Takehiro Uochi〈TENT〉
着たい服はどこにある?
トレンドも買い物のチャンネルも無限にある今。ファッション好きの「着たい服はどこにある?」という疑問に、SPURが全力で答えます。うっとりする可愛さと力強さをあわせ持つスタイル「POWER ROMANCE」。大人の女性にこそ必要な「包容力のある服」。ファッションプロの口コミにより、知られざるヴィンテージ店やオンラインショップを網羅した「欲しい服は、ここにある」。大ボリュームでお届けする「“まんぷく”春靴ジャーナル」。さらにファッショナブルにお届けするのが「中島健人は甘くない」。一方、甘い誘惑を仕掛けるなら「口説けるチョコレート」は必読。はじまりから終わりまで、華やぐ気持ちで満たされるSPUR3月号です!