【Vol. 1 畠山千明さん】TOKYOイット・ガールがセルフスタイリング! ディーゼルでつくる、私のオータムLOOK

Vol. 1 畠山千明さんのオータムLOOK with DIESEL
秋冬のショッピング・プランを立てるにあたって、まず参考にしたいのはイット・ガールが狙う着こなし。モデルの畠山千明さん、アーティストのゆう姫さん、東京を代表するファッションインフルエンサーのふたりがディーゼルの新作を取り入れたセルフスタイリングを披露! 自分のスタイルをもつ彼女たちが狙うアイテム&着こなしをお手本にして。第1回は、世界が注目するバズカットモデル、畠山千明さんが登場。

STYLE1 シルエットに惚れたデニムを活かしてグランジを再解釈

デニムを得意とするディーゼルが誇る多彩なラインナップから畠山さんが選んだのはワイドなタイプ。「スキニーやもっとワイドなパンツだと少し今っぽすぎるなと思って、その中間の太さを選びました。はいて実感したのが、形の美しさと腰回りの女性らしいフィット。脚を長く見せてくれるハイウエストでヒップももたつかずすっきり。ストレートなシルエットで、着こなしのバランスが取りやすいのも魅力ですね。ブーツはルックスだけではなく、履き心地も抜群。フラットシューズかと思うくらい歩きやすかったです」

「合わせたのは’70sの子ども用ライダース。ショート丈に惹かれました。デニムとライダースを軸に、今季のディーゼルのキーワードのひとつであるグランジを自分流に解釈しました。グランジも時代の移り変わりに沿って変化していると思うんですが、原型を忠実に再現するのも今っぽくしすぎるのも自分にはちょっとフィットしないかなと。リップや小物で赤をきかせて女性らしさを出しつつ、“私らしく、私が着たい”グランジを表現しました」

デニム ¥25,000
バッグ〈H20×W29×D12cm〉¥42,000
ベルト ¥13,800
ブーツ〈H5㎝〉¥34,000/ディーゼル ジャパン(ディーゼル)
ライダースジャケット・Tシャツ・ハット/本人私物

STYLE2 オータムカラーを基調にレイヤードで自分らしさを表現

「ファッションは自分の生きがい」と言い切る畠山さん。着こなしについて大切にしていることは、身体のシルエットが美しく見えること、全体のバランスがきれいでスタイリッシュに見えることだとか。そんな彼女が注目したのはディーゼルのファージレ。「実は総ファーのアウターって、これまで手が出せないアイテムだったんです。ボリュームもインパクトもあって、それひとつで着こなしがほぼ完結してしまうので。ノースリーブで前あきのこんなジレならインナー次第で自分の“色”が出せていいですね。こういう、いろんな発想や工夫ができる服が好きです」

今回の着こなしは、シルエットのほかに色のバランスも重視する畠山さんならではのレイヤード。「ジレに合わせて、全体をオレンジやカーキといったオータムカラーでまとめました」。アウターonアウターという、いわば“ダブル主役“の着こなしを色使いですっきり見せた点に脱帽! ジレはもちろん、バッグもスタッズ部分のオレンジが全体の色みにマッチ。「ディーゼルのジレとバッグ以外はすべてヴィンテージ。袖の裏地が赤のジャケットとスエードのフリンジパンツをセレクトしました。ヴィンテージは大好き。その時代にしかないシルエットやデザインを掘り出すのが楽しいんです。ジレは合わせるもの次第で着こなしの主役にもアクセントにもなるのが魅力ですね」

フェイクファージレ ¥82,000
バッグ〈H18×W28×D6.5cm〉¥43,000/ディーゼル ジャパン(ディーゼル)
ジャケット・パンツ・ブーツ/本人私物

「GO WITH THE FLAW」について思うこと

ディーゼルの今季のキャンペーンテーマ「GO WITH THE FLAW(完璧なんて、ない)」についても畠山さんにヒアリング。このテーマは、SNS上にあふれる完璧を装った世界にアンチを唱え、不完全こそ個性であり、魅力であるというメッセージが込められたもの。「私も、SNS映えがすべてという最近の風潮には違和感を覚えます。作りものの生活をアピールして人に認められたくないですし、SNSは一種の情報収集と捉えています。自分の欠点については、素直に向き合ってカバーする努力をしていますね。意外にぼーっとしているところがあって時間や約束を忘れてしまいがちなのですが、抜けがないよう常に気を張っています(笑)」

妻として、母として。自分のベースにあるのは家族

それでは、装った世界ではなく畠山さんにとってリアルにいちばん大切なものとは? 「家族です。“モデルの畠山千明”である前に、妻であり母であることが第一。旦那さんと娘のおかげで仕事ができていますし、家族で過ごす時間は自分に欠かせないもの。3人でごはんを食べているときがいちばん幸せですね。食事にはすごく重きをおいていて、忙しくても旦那さんのお弁当を含め家族の食事を作る時間は削らないようにしています。一日がめまぐるしく過ぎていくので、SNSで意味のない情報まで一つひとつ拾っていく時間はないんですよね。かっこつけているわけではなく、本当に」

■PROFILE 
畠山千明(はたけやま ちあき)
モデル。ヴィンテージショップのバイヤー、フリーモデルを経て2017年1月よりエージェントに所属。インパクトのあるバズカットで一躍人気モデルに。海外の著名フォトグラファーやビッグメゾンからもラブコールを受ける。抜群のセンスを活かした私服も評判。1児のママ。

PRESENT!

 

ディーゼルのアイコンバッグからうまれた新作をプレゼント!

バッグ〈H20×W29×D12cm〉¥42,000/ディーゼル ジャパン(ディーゼル)

人気のアイコンバッグ「レ・ジッパー」から、シリーズを象徴するVディテールをレザーのラッフルで表現した新作シリーズが誕生! そのなかから、畠山さんがSTYLE1でコーディネートしたボストンの色違いを抽選で名様にプレゼント。両サイドにポケットを施し、マチもたっぷりで機能性も抜群。下記のボタンからぜひご応募を。

応募締め切り:2017年11月1日(水) 10:00

photography: Ryo Hanabusa
model: Chiaki Hatakeyama〈zucca〉
text: Naoko Monzen

FEATURE
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