個性派モデルブームが落ち着き、今季はオリジナリティとチャーミングさ、そしてタフさを備えた"ユニバーサル・ガーリー"なモデルが台頭。そこで、2018年春夏NYコレクション中に、特に注目したい3人のモデルを追いかけた。若手キャスティング・ディレクターによる次なるトップモデル予測も必読!
モードなアスレジャースタイルが得意!
Londone Myers(ロンドン・マイヤーズ)
Age_23, Hometown_USA
ジョージア州出身のロンドンは、元検死技師のアシスタントという経歴の持ち主。2015年、休暇で訪れたパリでショッピング中にスカウトされ、カニエ・ウェストのYeezy ’16年春夏コレクションのショーでデビューすると、当時サンローランのデザイナーだったエディ・スリマンの目にとまり、同シーズンのサンローランのショーにエクスクルーシブで登場。それからは、プラダ、コーチ、トミーヒルフィガー、GAP、トップショップなどハイモードからカジュアルブランドまで、さまざまなキャンペーンに起用される売れっ子に。自身のファッションは「朝起きたときのムードで着るものを決める」そうだが、ここ数カ月は「ファッションの未来はスパンデックスにあり!」と、ボディスーツにハマっている。
(DAY1)プーマのボディスーツは着心地がよく何着も持っている。蛍光の側章がきいたボディスーツにザラのデニムジャケットをオン
(DAY2)買い物はもっぱらインターネットを活用。特にAmazonがお気に入り。そこで見つけた白のウィンドブレイカーにこちらもプーマのボディスーツ
(DAY3)ボディスーツにハマっている理由は、スパンデックス素材が好きだから。プーマのクラシックなロゴ使いが気に入っている一着
(DAY4)Amazonで買ったプーマの赤のボディスーツに同じくプーマのボレロを合わせた。「Amazonはボディスーツが豊富に揃っていて安心!」
(DAY5)ザラでデニムラインの仕事をしたときに気に入って買ったダメージ加工のジーンズとビッグジャケットをセットアップで。「デニムの傷み加減が好み」
(DAY6)プーマのボディスーツにアディダスの花柄のジャンパーが色鮮やか。「ボディスーツには何でも合わせられるので、実はスタイリングが簡単!」
(DAY7)GAPのジーンズに、毎日はいているアディダスのスニーカー、そしてダイアン フォン ファステンバーグのセーターでリラックス。「ダイアンは女性としてもデザイナーとしても尊敬している一人」
SOURCE:SPUR 2017年12月号「密着! "ユニバーサル・ガーリー" スナップ」
photography:David A Flinn text:Teruyo Mori
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