2017.12.06

【特別な日のハイヒール】自信をくれる王道ブラックパンプス

ドレスアップは足もとから
脚が美しく見えることはわかっているけど気合が必要で気軽には履けないハイヒール。でも、特別な日くらい挑戦してみてもいいのでは。クラシックから華やかなタイプまで、初心者でも安心の履き心地、秀逸デザインを厳選してご紹介。


1. Christian Louboutin
華やかなリボンが足首をしっかりホールド
オートクチュールに発想を得たクレープデシンのリボンは華やかさをもたらすことに加え、足首をホールドしてくれる。ブランドを象徴するレッドソールで後ろ姿も美しい。
レースアップパンプス「DOUCE DU DESERT」〈ヒール10㎝〉¥107,000/クリスチャン ルブタン ジャパン(クリスチャン ルブタン) カットワークのニットカーディガン¥259,000・フレアミニスカート¥306,000/ドーバー ストリート マーケット ギンザ(アズディン アライア)

2.  Manolo Blahnik
クラシックなシルエットだが、足の指が見えるくらい甲浅。素足に履けばより女性らしさをアピールできる。45年のキャリアを誇るマノロ・ブラニクによる精巧な木型は、ピンヒールを忘れるくらいの安定感をもたらす。持っているだけで不思議と女ぶりが上がるような気がしてくるはず。

3. Gianvito Rossi
イタリアでも靴作りが盛んな地区、サン マウロ パスコリで2007年春夏コレクションよりスタート。伝統やノウハウを受け継ぐ熟練した職人たちの確かな技術にモダンでフェミニンなデザインが融合している。ラフになりがちなミュールも、鋭いポインテッドトゥにより官能的でエレガントな印象に。

4. Saint Laurent
オートクチュールハウスとしてスタートした1961年に生まれた、「YSL」で形作られる「カサンドラ」ロゴ。そのヒールに目を奪われるが、「L」部分の接地面が大きいため見た目以上に安定感がある。2017-’18年秋冬のさし色であるメタリックブルーがソールにも使用されており、どこから見ても隙がない。

5. Salvatore Ferragamo
サルヴァトーレ・フェラガモが1939年に発表した「Gotica」に着想を得たゴールドのヒールは、花の形の足跡が残ることから「フラワーヒール」と呼ばれている。斜めにカットされたトップラインにも静かな主張が。メモリーフォームのパディングが施されたインソールにより、履き心地も申し分ない。

6. Tom Ford
パドロックとキーは2005年のブランド設立当初より登場し、ウィメンズコレクションローンチ前からメンズ小物にも使用されてきたアイコニックなモチーフ。ブランドらしいフェティッシュなムードが満載のこの型は定番として展開されている。二重になったアンクルストラップでしっかり足を固定してくれるので、強い女を気取って颯爽と歩ける。

7. Valentino Garavani
ロックスタッズ シリーズの新作は黒とベージュのバイカラーで斜めに横切るストラップが斬新。均等な間隔で配されたロック魂あふれるピラミッド型のスタッズはひとつひとつ手作業で固定されている。強さだけではなく、エレガントさが漂うのがブランドらしいところ。

8. Jimmy Choo
美と機能性を兼ね備えたセレブ御用達シューズの進化形
レッドカーペットでセレブに愛用されているオープントゥサンダル「LANG」が2018年クルーズコレクションで進化した。トゥが覆われ、どんなオケージョンにも対応可能になったほか、太くなったストラップが脚をきれいに見せ、しっかり固定するので歩きやすい。
パテントのダブルクロスストラップサンダル「LANCER」〈ヒール10㎝〉¥96,000/JIMMY CHOO オフショルダートップス¥207,000(エリー)・千鳥格子のスカート¥194,000(ジャンバティスタ ヴァリ)/リステア

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photography:Seishi Shirakawa styling:Rena Semba hair & make-up:Fumiko Hiraga
〈SENSE OF HUMOUR〉model:Jing text:Itoi Kuriyama

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着たい服はどこにある?
トレンドも買い物のチャンネルも無限にある今。ファッション好きの「着たい服はどこにある?」という疑問に、SPURが全力で答えます。うっとりする可愛さと力強さをあわせ持つスタイル「POWER ROMANCE」。大人の女性にこそ必要な「包容力のある服」。ファッションプロの口コミにより、知られざるヴィンテージ店やオンラインショップを網羅した「欲しい服は、ここにある」。大ボリュームでお届けする「“まんぷく”春靴ジャーナル」。さらにファッショナブルにお届けするのが「中島健人は甘くない」。一方、甘い誘惑を仕掛けるなら「口説けるチョコレート」は必読。はじまりから終わりまで、華やぐ気持ちで満たされるSPUR3月号です!