ドレスアップは足もとから
脚が美しく見えることはわかっているけど気合が必要で気軽には履けないハイヒール。でも、特別な日くらい挑戦してみてもいいのでは。クラシックから華やかなタイプまで、初心者でも安心の履き心地、秀逸デザインを厳選してご紹介。
1. Roger Vivier
星のビジューがきらめくフィット感満点ミュール
エキセントリックな女性のインテリアをイメージした秋冬の新作。ブランドでおなじみのストライプに、「Vivier」の「V」が潜む星形のクリスタルのビジューが瞬く。甲がすべて覆われ、サイドを２本のベルトで固定しているため、ミュールとは思えぬフィット感。ミュール「スター」〈ヒール10㎝〉￥169,000（予定価格）／ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン（ロジェ ヴィヴィエ） ヴィンテージのトレンチコート￥58,000／スミス アーティーク
2. Malone Souliers™
メアリー・アリス・マローンとロイ・ルウォルトのデザイナーデュオが2014年に設立したイギリス発の新進ブランド。この定番のミュールは歩きやすく、足を長くきれいに見せてくれると話題で、「ネクストジャンヴィト ロッシ」といわれるほど。ピンクのサテンにゴールドが映える。
3. Sergio Rossi
クラッシュ加工を施したシルバーに輝くパンプスはフラップやメタルプレートのディテールが特徴の「sr1」シリーズより。ポインテッドだが、ノーズが長めに作られている「CINDY」という木型を採用しているため指先を伸ばしたまま着用でき、快適な履き心地。ヒールが高くてもさくさく歩ける。
4. Prada
ファッションブランドの中では一、二を争う履きやすさ、と巷で評判のプラダの靴。こちらはさまざまな装飾が印象的な秋冬コレクションのランウェイに登場したもの。シルクサテンの光沢とゴールドのボールビジューでデザイン性に富みながら、メリージェーンスタイルと深めの履き口で足をしっかり包んでくれる。
5. Gucci
グリーンのスエード、ゴールドのレザー、スネークスキンが掛け合わされ、フラワープリントのインソールにピンクのソール。加えてラインストーンがあしらわれ、クリエイティブ・ディレクター、アレッサンドロ・ミケーレの感性が炸裂した一足。甲のカットが深めでトゥ部分がプラットフォームになっており、歩きやすさも考慮されている。
6. Miu Miu
カラフルでスポーティなコレクションを発表した2018年リゾートコレクションのデコラティブな新作。先端とヒール部分に大小さまざまなマルチカラーのビジューが大胆にあしらわれ、足もとが主役になること間違いなし。昨年登場したアイコニックな細いヒールも目を楽しませてくれる。
7. Balenciaga
2017年春夏に登場した「ナイフ」は、極端にとがったポインテッドトゥとアイスピックから着想を得たヒールでブランドの足もとの要となっている。エキストラピースをインソールの外側に配すことにより、ヒールへの高いアーチを表現。新作は鮮やかなピンクのなめらかなラムスキンで覆われている。
photography:Seishi Shirakawa styling:Rena Semba hair & make-up:Fumiko Hiraga〈SENSE OF HUMOUR〉 model:Jing text:Itoi Kuriyama
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