ブルゾンなわたしと、コートなあなた

アメリカンガールとブリティッシュレディ、今年の秋に目指すのは?

顔はそっくりだけれど、スタイルの異なるふたりが、今季気に入ったアウターを思い思いに着こなす。アメリカンガールに着るブルゾン、ブリティッシュレディにまとうコート、あなたならどちらを選ぶ?

I love “Blouson” because...

いつでも身軽でいたいから、わたしはブルゾンが好き。トレンドの80年代のムードにも合うし、ウエストポーチとも好相性。自由なマインドを着て出かけます

レモンイエローのウォッシュドメルトンを使ったブルゾンは、ビッグシルエットと裾のベルテッドデザインがポイント。メタルフレームのメガネやスカーフ、ウエストポーチなど、レトロな小物をいくつもレイヤーすることで新鮮に。

ブルゾン¥55,000/ファーザー(ネーム) トップス¥15,000/ユナイテッドアローズ アトレ恵比寿 ウィメンズストア(ユナイテッドアローズ) パンツ¥53,000/ロンハーマン(E.L.V. デニム) バッグ¥31,000/イーストランド(マルセロ・ブロン カウンティ・オブ・ミラン) スカーフ¥3,690/SLOW omotesandoメガネ¥4,900/サイダー

I wear “Blouson” like an American Girl.

好きなドラマは「ストレンジャー・シングス」。ちょっぴり不良なアメリカンガールを気取ってブルゾンを着こなしたい

1 ラムファーを贅沢に使ったラグジュアリーな一着。襟元とウエストにリブニットをあしらい、スポーティに。
ブルゾン¥709,000/ トッズ・ジャパン(トッズ)

2 クラシックなボンバージャケット。 袖のサイドにシャーリングが入り、 丸いシルエットを強調している。 ナンバーロゴのTシャツやチェックシャツなど、トラッドなアイテムを重ねれば、やんちゃなカレッジスタイルの完成。 ブルゾン¥71,000/ Acne Studios Aoyama(Acne Studios) トップス¥1,900/サイダー 腰に巻いたシャツ¥32,000/オーラリー パンツ¥53,000/ロンハーマン (E.L.V. デニム) ネックレス¥16,000/ ユナイテッドアローズ 原宿本店 (フィリップ オーディベール)

3 今シーズンのトレンドである レトロでスポーティなジャンパー。 襟には、ビルトイン式のフードが 隠されており、着こなしの幅も広い。ブルゾン¥42,000/ジャーナル スタンダード 表参道(メゾンエウレカ) トップス¥14,000/アンブッシュ® ワークショップ(アンブッシュ®) パンツ¥53,000/ロンハーマン (E.L.V. デニム) ネックレス¥16,000/ ユナイテッドアローズ 原宿本店 (フィリップ オーディベール)

4 エコファーの襟とライニングが キュートな赤いチェックのブルゾン。赤を差し色にしたスタイリングでクールに決めて。 ブルゾン¥115,000/ イザ(ヌメロ ヴェントゥーノ) トップス¥8,900・靴¥12,900/サイダー パンツ¥53,000/ロンハーマン (ELV デニム) イヤリング¥27,000/ ビームス ハウス 丸の内 (マリア ブラック)

5 エコファーの裏地がついた冬仕様のジージャン。ビッグシルエットとボリュームのある襟がポイント。
ブルゾン¥18,000/リーバイ・ ストラウス ジャパン(リーバイス®) 

I love “Coat” because...

わたしは、凛とした女性になれるスタイルのあるコートが好き。羽織るだけで様になって、小物とのレイヤリングも楽しめるような一枚が理想です

オレンジがきいたタータンチェックのダブルブレストコート。取りはずし可能なファーの襟や背中のマーチンゲールベルトなど、凝ったディテールで差をつける。オーバーサイズのコートにワイドパンツを重ねているので、太めのベルトでスタイルアップを。

コート¥201,000/バリー 銀座店(バリー) シャツ¥24,000/オーラリー パンツ¥39,000/4K(タン) 靴¥82,000(BEAUTIFUL SHOES × HYKE)・ベルト¥42,000(HYKE)/BOWLES

I wear “Coat” like a British Lady.

憧れの女性はフィービー・ファイロ。クラシックなデザインにモダンなひねりを加えた、ブリティッシュレディを目指します

1 テーラリングにこだわるブランドならではの、カチッとしたシルエットのコートは、あえて着崩して羽織りたい。表面が起毛した、表情のあるレオパード柄もシック。 コート¥150,000・パンツ¥25,000/ ジョン ローレンス サリバン トップス¥6,500/BOWLES(HYKE)

2 黒のパイピングがモダンなエコファーのムートンコート。ガウンのようなデザインやサイドのスリットでフェミニンな印象をプラスして。
コート¥69,000/ユナイテッド アローズ 日本橋店(アンスクリア)

3 襟とストールが一体化したディテールが特徴的なツィードコート。ミリタリーテイストとエレガンスが同居する一着。
コート¥110,000/BOWLES(HYKE)

4 ドロップショルダーのリラックスしたシルエットと クラシックなグレンチェックの意外性のあるマッチングが楽しい。ボトムにもチェックを重ね、さらにローテクスニーカーを合わせて、トレンドを意識。 コート¥76,000/ alpha PR(シーエヌエルゼット) シャツ¥41,000/ コロネット(エアロン) パンツ¥45,000/ユナイテッド アローズ 原宿本店(ニート) スヌード¥26,000/BOWLES (HYKE) 靴¥5,800/フラミンゴ 表参道店

5 ウエスト部分の立体的なシルエットがポイント。ダブルブレストの優美なデザインを強調するミルクティーベージュ。
コート¥180,000/ビームス ハウス 丸の内 (アルビーノ テオドロ) スカーフ¥17,000/ goldie H.P.FRANCE(本社)(ジェーン・カー)

SOURCE:SPUR 2018年11月号「ブルゾンなわたしと、コートなあなた」
photography: Saki Omi〈io〉 styling: Tomoko Iijima hair: Koichi Nishimura〈angle〉 make-up: Masayo Tsuda〈mod's hair〉 model: Viki

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