2018.12.06

キム・ジョーンズによるディオールが東京にやってきた!

ディオールが東京にやってきた。キム・ジョーンズによるデビューコレクションにあたる、サマー 2019 メンズ コレクションも記憶に新しいが、今回は史上初となるプレフォールのランウェイショー。会場に入ると、まず目に飛び込んできたのは空山基が制作した、巨大な「セクシーロボット」。言わずと知れた、日本が誇る現代アーティストの作品だ。巨大なスカルプチュアは、コレクションのテーマである「サイバーパンク」を鮮烈に浮き彫りにし、観客の目を奪う。

空山基による、11mの巨大スカルプチュア。脚には今季のシグネチャーロゴ。
空山基による、11mの巨大スカルプチュア。脚には今季のシグネチャーロゴ。

ゲストとして来場したのは、世界中から集まったAリストのセレブリティたち。ケイト・モス、デビッド・ベッカム、ベラ・ハディッド、エイサップ・ロッキーなど。日本からは、ディオール ビューティ アジア アンバサダーの水原希子に加え、窪塚洋介、吉沢亮等が来場し会場に華を添えた。

今季のテーマロゴを取り入れたルックで登場したベラ・ハディッド。
今季のテーマロゴを取り入れたルックで登場したベラ・ハディッド。

シャープなテーラリングで登場したデビッド・ベッカム。足元には「オブリーク」柄のスニーカーを合わせて。
シャープなテーラリングで登場したデビッド・ベッカム。足元には「オブリーク」柄のスニーカーを合わせて。

ランウェイで登場したのは、45体のメンズルック。端正なテーラリングや、フェミニンなレース使いといった、新生ディオールのメンズキースタイルは継承しながら、マシュー・ウィリアムスによるディテールワーク、そしてYoonがデザインした近未来的なジュエリーがエッジの効いたスタイルを強調した。

ショーが終わると会場の照明は暗転。七色のレーザーライトが、センターのスカルプチュアを照らし出す中、熱狂的なムードは夜が更けるまで続いた。

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