2019.03.18

モードなユーティリティスタイルで出かけよう。春のアウトドア・ジーニアス

レジャー日和な春に備えて、そろそろ支度を始めたい。シックに落とし込むのが難しいアウトドアアイテム、何を選びどう組み合わせるかがカギとなる。中低山のハイキングとキャンプにフォーカスして、機能をモードに昇華したスタイリングを提案!

 

まだ肌寒い季節にも似合う、淡いブルーを着て山へ

パキッとした原色やスタンダードカラーが多いアウトドアウェアだが、今季は濃淡やニュアンスある「青」が豊富に揃う。都会的な旬の色をまとうなら、今!

(右)撥水性と耐水性の高いリップストップ生地のTシャツに、伸縮性あるシャツドレスをレイヤリング。タウンユースにもなじむ佇まいながら機能は優秀。淡いブルーのグラデーションをバックパックの黒で引き締めて。
シャツドレス¥20,000・Tシャツ¥13,000・パンツ¥18,000(すべてフーディニ)・バックパック¥21,000(ノローナ)/フルマークス カスタマーサービス  キャップ¥6,000/FREECITY
(左)シャリ感のある混紡生地のTシャツはUVケア機能つき。下に重ねたロングスリーブシャツは水分を保持しないポリエステル撥水糸で仕立てられ、ドライな状態をキープ。ストレッチがきくクライミングパンツは、細めのシルエットがモダン。
Tシャツ¥6,800・ロングスリーブシャツ¥6,800・パンツ¥15,000・キャップ¥9,800/ザ・ノース・フェイス 3(ザ・ノース・フェイス) バックパック¥15,000/L.L.Bean カスタマーサービスセンター(エル・エル・ビーン)

 

キャンプで本領を発揮する機能服はワントーンで

(右)ギアやツールを収納するポケットに着目したスタイル。フロントにストームポケットが数カ所配されたジャケットはあらゆるパーツの交換、修理に対応するサステイナブルな設計。肩からチェストポーチも提げてハンズフリーに。
シャツ¥28,000・ベスト¥31,000/エンジニアド ガーメンツ オールインワン¥15,000/パタゴニア日本支社カスタマーサービス(パタゴニア) ジャケット¥31,000/アシックスジャパン ホグロフス事業部(ホグロフス) チェストポーチ¥8,000/HIGH! STANDARD(MT.RAINIER DESIGN) ソックス¥2,900・ブーツ¥19,000/L.L.Bean カスタマーサービスセンター(エル・エル・ビーン)
(左)焚き火のときに火の粉で穴が開かない、難燃性に優れたアラミド素材のウェアが主役。エプロン、ジャケット、オーバーオールと揃えてインのボウブラウスの柄をきかせた。ブラウス¥23,000/ネペンテス(ニードルズ) オーバーオール¥42,000・エプロン¥18,000・ジャケット¥38,000/スノーピーク ソックス¥2,900・ブーツ¥23,000/L.L.Bean カスタマーサービスセンター(エル・エル・ビーン)

 

パッカブルなレインウェアはアウトドアの必需品

(右)バックパックを背負ったまま羽織れるよう、後ろの身丈が長いレインポンチョ。軽やかなホワイトは、春夏のハイキングやフェスなど幅広いシーンで重宝する。足もとはシームレスな軽量シューズとレギンスでタイトに。
ポンチョ¥6,900/モンベル・カスタマー・サービス(モンベル) 中に着たジャージ¥25,000・ハーフパンツ¥18,000/ボーゲン レギンス¥8,000/アークテリクス コールセンター/アメアスポーツ ジャパン(アークテリクス) 靴¥22,000/サロモン コールセンター/アメア スポーツ ジャパン(サロモン)
(左)遠くからも目を引く鮮やかな赤を主役に。ストレッチ性のある3層構造の防水生地で仕立てられたジャケット。背面に配されたリフレクティブパネルも、モードな趣だ。タイツのロゴをのぞかせてアクセントに。
ジャケット¥85,000/カナダグース 千駄ヶ谷店(カナダグース) 中に着たアノラックコート¥16,000/BLUE BLUE(RUSSELL・BLUEBLUE) タイツ¥13,000/マムートスポーツ グループ ジャパン(マムート) 靴¥22,000/サロモン コールセンター/アメア スポーツ ジャパン(サロモン)

春のアウトドア・マトリックス

ハイキングとキャンプを縦軸に、山の高さを横軸に。この春、新調したいギアを分布図にしてご紹介。実用性とモードを兼ね備えていて、都市にもなじむデザインの"本当に欲しい"アイテムに絞って。

SOURCE:SPUR 2019年4月号「春のアウトドア・ジーニアス」
photography: Tetsuo Kashiwada〈KiKi inc.〉(model), Kazuki Sato〈sasaki office〉(cutout) styling: Natsuko Kaneko hair & make-up: Yoshikazu Miyamoto〈bNm〉 model: Pleun, Laura cooperation: BACKGROUNDS FACTORY

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