砂漠のアートを追いかけて。UGGが各国のインフルエンサーを集めロードトリップを開催！

カリフォルニア・パームスプリングスへのロードトリップや音楽フェスからインスパイアされ、“オープン・ロード（The Open Road）”をテーマに2019年春夏コレクションを展開中のUGG®︎。4月11日（木）、UGG®︎が各国からインフルエンサーたちを招聘し、カリフォルニア・コーチェラバレー周辺で行われている屋外アートイベント『Desert X』を巡るロードトリップを開催。クリエイティブで自由、そして開放的なスタイルを体現する旅に同行し、その模様をレポート！

ロードトリップの参加者たちが続いて訪れたのは、コーチェラバレー地域。車窓から周りを見渡せば、この地域ならではのウィンドファーム（風力タービン）やパームツリーが。そんな風景を楽しんでいると見えてきたのは、平原にいくつも設置されたコンクリート製の階段。かつてリゾートとして栄えたソルトン湖を望むこの場所にサイトスペシフィック・アートを制作したイヴァン・アルゴテはコロンビア出身、現在はパリで活動するアーティスト。スペイン語と英語でメッセージが刻まれたステップを上っていくと、人の手で汚染された“死の湖”、そしてその向こうには雄大な山々が広がる。歴史や政治と、個人の主観性との関係を探究してきた彼だからこその、環境と人との繋がりを考えさせられる圧倒的な作品だ。

実は今回のトリップには、AAA（トリプル・エー）の宇野実彩子さんも参加！カリフォルニアの太陽の下、のびのびとロードトリップを楽しんでいた宇野さんに、旅の感想を聞いてみた。「比べるものがなくて感覚が麻痺するくらいにあまりにも広大な自然の中、アートに触れられる体験がとても新鮮でした！ドライブ中も陽射しや風がとても気持ちよくて、全く飽きずに景色を眺めていたんです」。



旅好きとしても知られる宇野さん。今日のコーディネートのポイントと、旅先でのファッションの楽しみ方とは？「ロードトリップ中は、グラデーションカラーをポイントにした大人の旅スタイルに、UGG®︎のサンダルとウェストバッグを合わせてみました。旅では行き先によって気候もいろいろな中、UGG®︎のシューズはシーズンレスに楽しめるし、デザインには遊び心もあって、お気に入りです。旅っていつもとは違う自分になれるものだから、ファッションも日常とは違うスタイルを楽しみたいな、といつも思っています。普段はクローゼットに眠っていても、旅で活躍するアイテムもあったりして。初めて訪れる国や土地でも、文化や雰囲気を想像してみて、わからないなりにこんな服を着たい、こんなメイクをしたいって想像する時間も楽しいんです」。

砂漠のアート鑑賞を終えた一行が目指したのは、ブーゲンビリアが鮮やかに色づく、パームスプリングスの老舗リゾートホテルでのパーティ。プールサイドには、ウィニー・ハーロウ、スリック・ウッズ、パトリック・シュワルツェネッガー、ビリー・ラードやレオミー・アンダーソンなど、セレブリティやインフルエンサーがずらり！そんな中、夏にかけて世界各国のフェスティバルで歌声を聞かせてくれそうな気鋭のシンガーで、2019年秋冬の“アグ・コレクティブ”（UGG®︎同様に進歩的、自由、そしてクリエイティブな感性を持つフォトグラファー、ミュージシャン、俳優、アーティストなどで構成されたグループ）に抜擢されたH.E.R.を発見！

Photo: Jason Lowrie/BFA.com

ブリックカラーのセットアップに合わせた「ル フラッフ」サンダルがよく似合う彼女に、スタイル哲学を尋ねてみた。「私がファッションで大事にしているのは、心地よくあること。それから、“トムボーイ・シック”がキーワードなの。メンズウェアを取り入れることもよくあるけど、いつも私らしくいたいし、バランスも大事にしたい。このサンダルが体現しているように、UGG®︎のシューズはキュートで履きやすくて誰もが楽しめるもの。私の音楽にもそうあってほしいと思うわ」。

text:Misho Matsue