今だけでなく、30年後もその先も、私たちに寄り添ってくれる靴を厳選。圧倒的なオーラで魅了する、ブランドのヘリテージやスピリットが詰まった「ニュークラシック」。ひと目で恋に落ち、心揺さぶられる逸品に出合えたら、そこには投資をする価値がある。
THE ROW
COCO
毎シーズン更新される人気の「ココ」。おしゃれ賢者のチョイスは、オールシーズン活躍させたいホワイトレザー。絶妙なミッドヒールは美脚効果と歩きやすさを同時にかなえてくれる。エッジのきいたポインテッドトゥにリボンが愛らしいアクセントとして奏功。
ROGER VIVIER
TRÈS VIVIER
映画『昼顔』（’67）でカトリーヌ・ドヌーヴが着用したパンプスをリモデルした「トレヴィヴィエ」。60年代調のスクエアヒールに大きめなバックルでモダンな表情に。
SALVATORE FERRAGAMO
VARA
グログランのボウを飾った「ヴァラ」は、創業者の娘フィアンマ・ディ・サンジュリアーノ・フェラガモが考案したもの。40年以上も愛され続けるメゾンを象徴するシューズだ。深いグリーンのカーフレザーのボウと英国調チェックの組み合わせは、新時代のクラシックにふさわしい。
CHRISTIAN LOUBOUTIN
CLARE
タイムレスでエレガントなデザインを愛するルブタンが新クラシックとして提案する「クラレ」。少し内側に入ったヒールと、ノーズが長めのラストが特徴。しなやかで上質なナッパレザーを使用しているので、足になじみ、はき心地も抜群。
JIMMY CHOO
FETTO
繊細なバックストラップに内側だけえぐれたアシンメトリーなカット。グラマラスでプレイフルな「フェット」は、べっ甲調の個性的なミッドヒールとスネークプリントがドラマティックなコントラストを描く。カクテルドレスでもデニムでも、女性に自信を与えてくれる名品。
MANOLO BLAHNIK
LISTONY
定番モデル「リストニー」は安定感がありつつもエレガントなチャンキーローヒールが人気の秘密。大人の女性の可愛らしさを呼び込むコンパクトなトゥに、内側をカービングしたヒールで洗練度アップを狙って。履くだけで気分も高揚するグラムなジャカードはドゥロワーだけの別注カラー。
TOD’S
METAL MASK
ペニーローファーが仮面を かぶったようなデザインの 「メタルマスク」。靴底から サイドを覆うラバーペブル モチーフは、ブランドの DNAであるドライビング シューズから。通常より 履き口が深く細身のため、 エレガントな装いにも マスキュリンな装いにも合う。
JOHN LOBB
ROWAN
15ミリのヒールに施された ウッドネイル、アウトソールに 刻まれたラインなど、 ビスポークのアーカイブから 伝統的なデザインや ディテールを抽出した 「ローワン」。グッドイヤー ウェルテッド製法でハンド メイドされた英国製。
CHURCH’S
ALEXANDRA FLOWER
質実剛健な正統派のシューズが人気のチャーチ。レースアップブーツの「アレキサンドラ」にフラワーパッチワークをハンドメイドで施した新作が仲間入り。雨にも強く傷がつきにくい樹脂加工も高ポイント。
COMME DES GARÇONS COMME DES GARÇONS
1461Z 3HOLE
耐久性に優れた労働者向け シューズとして考案された ドクターマーチンの〈1461Z〉、 通称「スリーホール」。 「コム デ ギャルソン・コ ム デ ギャルソン」との タッグは、コントラストの きいたバイカラー。 象徴的なイエローのウェルト ステッチをスパイスに。
J.M. WESTON
JODHPUR BOOTS
上質なボックスカーフを 卓越した職人が手作業で 仕上げた「＃794 ジョッパー ブーツ」。完成まで約2カ月、 150以上の工程を経て完成 する。アッパーに通った エレガントな鼻筋に クロスベルトが洗練された ムードを加速させる。
PARABOOT
MICHAEL
世界初の革靴用のラバー ソールを生み出したパラ ブーツ。エルメスが特注した ことから定番モデルとなった 「ミカエル」は、タウンは もちろん、軽登山にも 対応可能。シルバーのミンク ×ヌバックのコンビは ドゥロワーだけの別注。
SOURCE：SPUR 2019年11月号「30年後も愛せる靴とバッグ」
photography: TISCH〈UM〉 styling: Naomi Shimizu hair & make-up: Yoshikazu Miyamoto〈bNm〉model: Dafne edit: Akane Chuma cooperation: BACKGROUNDS FACTORY
