いよいよやってくる華やかなホリデーシーズン。イベントやパーティの機会も増え、ドレスアップには何を着る?が最重要課題。自分らしいスタイルを追求するべく、“パーティにはワンピース”、“ドレスアップにはハイヒール”といった固定観念を一度リセットした、モードな着こなしをスタイリストの小川夢乃さんが指南!
1.ワンピースじゃない、パーティルックに挑戦
“ドレスアップ=ワンピース”の一択だけでは、もうつまらない! それ以外の選択でも着こなしのコツさえおさえれば華やかでモードな仕上がりに。セットアップやジャンプスーツなど、新鮮でとびきりスタイリッシュなパーティルックを提案。ぜひトライしてみて。
セットアップは素肌にまとい、ウエストマークで女性らしく
マスキュリンなスタイルを代表するジャケット&パンツも、着こなし方でパーティルックに。ポイントは素肌にまとうこと、そしてジャケットの上からベルトをオンしてボディラインを強調すること。「着こなしに加えて小物やメイクアップも含め、フェミニニティを感じさせるアクセントを入れることでバランスのよい仕上がりに」(小川さん)。
ジャケット¥85,000・パンツ¥38,000(共にユニオンランチ)・ファーストール¥58,000(エイチ ブランド)/以上サザビーリーグ 03-5412-1937 イヤリング¥45,000・斜めに掛けたボールネックレス¥26,000・右手バングル¥110,000/以上ララガンデザイン http://ralagan.com(ララガン) チョーカー¥67,000/LON inc. 03-6447-1299(LON) 左手バングル¥26,000/ユナイテッドアローズ 原宿本店 03-3479-8180(フィリップ オーディベール) ベルト¥18,000/エイチ ビューティー&ユース 03-6438-5230(メゾン ボワネ) タイツ¥3,900/Sustainable k3 03-3464-5357(スウェーディッシュ ストッキング) パンプス¥80,000/ジミー チュウ 0120-013-700
センシュアルなブラウスをインして、優美なムードに
ノースリーブタイプのセットアップは、インにレースのタートルをセレクトしてドレスのように優美なムードを表現。「ジレと長めのグローブのバランスが決め手。インに着るレースは甘すぎないデザインのほうが洗練された印象に」。エナメルパンプスのように、小物は艶感があるものを合わせて。ミニマルでいて優美なオードリールックを叶えて。
ジレ¥49,000・パンツ¥39,000/共にチェルキ 03-6418-6779(_トモウミ オノ) 中に着たレースタートル¥23,000/エスティーム プレス 03-5428-0928(ヨウヘイ オオノ) ピアス¥34,000/アダム エ ロペ 0120-298-133(ナタリー シュレッケンベルグ) レザーグローブ¥26,000/ロペ エターナル アトレ恵比寿西館店 03-5708-5631(アニエル) バッグ¥179,000/ジミー チュウ 0120-013-700 パンプス¥89,000/セルジオ ロッシ カスタマーサービス 0570-016-600(セルジオ ロッシ)
トランスペアレントな羽織りでドレスアップ
シャツ&スカートのスタイリングは、オーガンジーの羽織りをプラスすることで一気にドレスアップが叶う。「トランスペアレントなアイテムを一枚羽織れば、たちまち華やかに。ブラウジングを楽しめるオーバーサイズがポイントで、動くたびに裾が揺れ、エレガントです」。インの色や柄は自分らしさを存分に楽しんで。
トレンチコート¥119,000/ショールーム ウノ http://showroom-uno.com(キムヘキム) 中に着たシャツ¥34,000/タロウホリウチ prcontact@a-tconcepts.com スカート¥72,000/エストネーション 0120-503-971(コート) ピアス¥24,000/シティショップ 03-6696-2332(サスキア ディーツ) バッグ¥66,000/デューン 03-5784-3266(ビルディングブロック) サンダル¥93,000/アダム エ ロペ 0120-298-133(ロシャス)
シルエットと素材が鍵。辛口モードなオールインワン
カジュアルなシーンでは抜群におしゃれなオールインワンを、フォーマルな場に着ていくなら? 小川さんのアンサーは「落ち感と光沢のある素材がすべて! 従来のジャンプスーツのような硬い素材はワークテイストになってしまうので、パーティには不向き」。袖をたくし上げて、インに着たラメジャガードのブラウスを見せるテクニックでモード感も急上昇。
ジャンプスーツ¥38,000/ユナイテッドアローズ アトレ恵比寿 ウィメンズストア 03-5793-3565(イウエン マトフ) 中に着たブラウス¥46,000/サザビーリーグ 03-5412-1937(エキップモン) ビジューチョーカー¥6,500/k3 OFFICE 03-3464-5357(G.V.G.V.) クロスネックレス¥16,000/シティショップ 03-6696-2332(ローラ ロンバルディ) パールフリンジネックレス¥49,000/ララガンデザイン http://ralagan.com(ララガン) バッグ¥52,000/フィルグ ショールーム 03-5357-8771(レスピロ ストゥーディオ) サンダル¥99,000/ジミー チュウ 0120-013-700
クリアガラスのピアスでエッジを効かせて
透明感が目を引く、クリアガラスのプレートピアスは、韓国のコスチュームジュエリーブランドから。動きに合わせてゆるやかにスイングし、華やぎを添える。華奢なゴールドと大ぶりのプレートとの組み合わせがモダン。
ピアス¥17,750/ジェムプロジェクター 03-6418-7910(マンデーエディション) ベルベットワンピース¥58,000/アノア 03-3408-6690(セミクチュール)
バロックパールで今年らしいエッセンスを
クラシカルな印象のパールも、ニュアンスのあるバロックパールを選べば、シックでモダンに。耳元、首、指先でリンクさせたコーディネートもおすすめ。リバイバルしているチョーカーは、スタイリッシュなパール使いで大人っぽく。
ピアス¥45,000・リング¥40,000/共にララガンデザイン http://ralagan.com (ララガン) チョーカー¥45,000/エストネーション 0120-503-971(ベアトリス パラシオス)
プレーンなシルバーとゴールドを一緒に
アーティスティックでミニマルなフォルムが特徴のアクセサリーは、シルバーとゴールドをミックスして身に付けるのが今年っぽい。「艶感があって、チェーンは華奢なものがおすすめ。ペンダントタイプのものを重ねるとボリューム感も出てアクセントに」。
ピアス¥60,000/ロク 渋谷キャットストリート 03-5468-3916(アグメス) ブラックトップのネックレス¥34,000/アダム エ ロペ(ジュンカスタマーセンター) 0120-298-133(ナタリー シュレッケンベルグ) シルバートップのネックレス¥43,000/ハルミ ショールーム 03-6433-5395(コールムーン)
時短ドレスアップは旬のカチューシャで
ヘッドピースは、久々に注目を浴びている“カチューシャ”をレコメンド。「フェザーは、髪と違う色でありながら馴染む色味であることが大事。ヘアもメイクも頑張らなくても、これさえあれば品よくまとまります」。
カチューシャ¥21,000/ショールーム ウノ http://showroom-uno.com(フラッパー)
ビジューが呼び込むロイヤルな品格
「格調高いロイヤルブルーのサテン素材に、ホワイトクリスタルのビジューが輝くパーフェクトな一足」。美しい甲のカットが女性らしさを感じさせて。フラットソールでも背筋が伸びるような気品があり、特別な日にふさわしい。
パンプス¥144,000/ブルーベル・ジャパン(ファッション事業本部) 03-5413-1050(マノロ ブラニク)
ナイトアウトにはシャイニーなポインテッドトゥ
ナイトパーティにぴったりな、ミラーのような輝きを放つストラップシューズ。ストラップ部分にはシルバーのスパンコールをあしらい、グラマラスなムードが加速。ポインテッドトゥがスタイリングにエッジを効かせて。
シューズ「Xibabe」¥86,000/クリスチャン ルブタン ジャパン 03-6804-2855(クリスチャン ルブタン)
艶めくローファーでハンサムな魅力を
足元で静かに主張するエナメルレザーのローファー。フロントにシルバーメタルのバックルを携え、モードかつソリッドな印象に。マニッシュなシューズには、フェティッシュなレースタイツを合わせて60年代のムードを演出。
ローファー¥93,000/セルジオ ロッシ カスタマーサービス 0570-016-600(セルジオ ロッシ) タイツ¥3,900/Sustainable k3 03-3464-5357(スウェーディッシュ ストッキング)
心ときめく無敵ピンクと、大人なリボン
リボン、フーシャピンクと乙女心をときめかせるエッセンスが詰まったフラットパンプス。スウィートなムードをブラックカラーが引き締め、大人にちょうどいい。「サテン素材の艶めきがドレスアップに必要なエレガンスをプラスしています」。
パンプス¥73,000/ジミー チュウ 0120-013-700
photography : Masaya Takagi styling : Yumeno Ogawa hair & make-up : Ryoki Shimonagata model : Yuna Mori〈zucca〉 text : Momoko Yokomizo