小籠包を思わせるエクストリームなショルダーや、ワンタンのように軽やかな襟、そして飛び立てそうなふわふわの羽根。デコラティブなトップスをドレスコードに、さあ陽気な飲茶パーティへ。 福福しい点心に手をのばし、心もふっくら笑門来福 「飲茶パーティ」の日に身を包んだのは、細かくひだをとった小籠包を思わせるトップス。友と円卓を囲んだら、ほかほかの点心をさあ一口。至福の時間の始まりだ。 (右)ハリのあるコットンにふんだんにプリーツを寄せたバルーンスリーブのトップスは、構築的なシルエットとビビッドな色彩が五感を刺激する。 トップス¥145,038/マッチズファッション(ROKSANDA) ピアス¥45,100/リステア(シモーン ロシャ) (左)オーガニックのコットンポプリンが、流麗なギャザーをつくり出すブラウス。ドローストリングの大きな襟と、ボリュームあるバットウィングスリーブに永遠のロマンティシズムが宿る。 ブラウス¥82,500・スカート¥291,500・ピアス¥71,500/イザ(パトゥ) 中に着たトップス¥53,900/Diptrics(Atelier SOVEN) ふわふわのフェザーをまとい花の精とたわむれる トップス¥398,200・スカート¥66,000/ドリス ヴァン ノッテン 花に囲まれて笑う彼女が選んだのは、ミント色のフェザーが軽やかなトップス。ネックラインや、ふわりとしたノースリーブのシルエットなど、繊細な羽根が絶妙なバランスを描き出す。サテンのスカートとの質感の違いを楽しんで。 鳥がさえずり花咲き誇る桃源郷までひと走り ブラウス¥62,700/3.1 フィリップ リム ジャパン(3.1 フィリップ リム) パンツ¥126,500/三喜商事(JW アンダーソン) 靴(メンズ)¥125,400/ブルーベル・ジャパン(マノロ ブラニク) ハンカチーフのようにひらめく大きな襟がバックショルダーまでを覆い、モダンなストライプの柄がアクセントを生む一着。背中にはボタンがあしらわれ、後ろ姿までチャーミング。 つやつやピンクの桃饅頭を吉祥のお守りに トップス¥106,150/ドーバー ストリート マーケット ギンザ(CHOPOVA LOWENA) ネックレス(ゴールド)¥44,000・(シルバー)¥55,000/トムウッド プロジェクト(トムウッド) リング¥30,800/スワロフスキー・ジャパン(スワロフスキー・ジュエリー) 花柄のコットン・トップスの胸元まで覆う大きな襟。パフスリーブやメタルの装飾、フロントのボタンといったディテールがモダンなフォークロアスタイルへと昇華。 友と分かち合う口福と幸福の余韻 (右)クロッケのミニドレスを、パンツと重ねて華麗なトップスとして。デコラティブなバルーンスリーブとラッフルに、ネックまわりのレッドビーズやちりばめられた刺しゅうが甘美なアクセントに。 ドレス¥279,400/ドーバー ストリート マーケット ギンザ(シモーン ロシャ) パンツ¥82,500/イザ(パトゥ) 靴¥162,800/ブルーベル・ジャパン(マノロ ブラニク) (左)現代のロココガールの肖像。スクエアネックから広がるボリュームのあるパフスリーブのブラウスは、首の後ろでリボンタイを結ぶデザイン。 ブラウス¥52,800(セルフポートレート)・スカート¥291,500・靴¥104,500(ともにパトゥ)/イザ イヤリング¥79,200/イザベル マラン SOURCE:SPUR 2021年12月号「集う日は、飲茶ドレスアップ」photography: Teruo Horikoshi〈TRON〉 styling: Kayo Yoshida hair: Koichi Nishimura〈VOW-VOW〉 make-up: Masayo Tsuda〈mod’s hair〉 model: Gray Del Fierra, Kovich prop: Momoko Nakamura〈momonoma〉 florist: Yuji Miura〈irotoiro〉 edit: Asako Kanno