2021.10.19

今季、着こなしを決めるスパイス。秋を呼ぶ、“味変”小物

夏にサヨナラを告げ、新たなトレンドの潮流にのれる、旬な秋冬小物をいち早く取り入れたい。ツイストのきいた、風味豊かなアレンジを紹介

ヘッド小物で、顔まわりを大胆に覆って

今季、着こなしを決めるスパイス。秋を呼ぶの画像_1

頭からあご下をガードしたルックはランウェイでも多数登場し、旬なムードをもたらす。

1 ビーニーとひざ下まで長さのあるロングマフラーが融合した帽子。薄手のドレスとダウンジャケットのミスマッチを、モードにつなぐ橋渡しを担ってくれる。
マフラーつきニット帽¥69,300/三喜商事(ミッソーニ) ダウンジャケット¥113,300/マックスマーラ ジャパン(スポーツマックス) ワンピース¥64,900/ビームス ウィメン 原宿(ユハン ワン) トップス¥24,200/ジョン ローレンス サリバン ニットパンツ¥33,000・ソックス¥4,400/オーラリー 靴¥100,100/セルジオ ロッシ カスタマーサービス(セルジオ ロッシ)

2 頭巾のようなレザーフードは、シルクのスカーフを仕込んで、スタイリングに優雅なツイストを。
フード¥30,800/エスケーパーズ オンライン(ナヌーシュカ) スカーフ¥27,500/アダム エ ロペ(ホルツワイラー) トップス¥79,200/イザベル マラン サングラス¥55,220/ルックスオティカジャパン カスタマーサービス(プラダ)

3 遊び心あふれる目出し帽は、あごまでアウトしてこなれた印象に。ジップつきニットでスタイリッシュに着こなして。ニット帽¥28,600/MIKIO SAKABE コート¥275,000/ジョン ローレンス サリバン トップス¥28,600/フィーニー ネックレス¥16,500/ソワリー

4 同系色のジャケットとともに、乗馬服を想起させるトラッドなムードで身につける。
帽子¥25,300/ドール(フミエタナカ) ジャケット¥86,900/エストネーション(レジーナ ピョウ) ニットトップス¥28,500/ジャンシドゥーム パンツ¥31,900/コロネット(デザイナーズリミックス)

首に装着すべきは、奥行きのあるネックピース

今季、着こなしを決めるスパイス。秋を呼ぶの画像_2

全体の印象をも左右する首元のアプローチで、エッジィに転換するのが気分。

5 つけ襟のような表情のスヌードの進化系。メンズ風のジャケットに、ニット素材を投入して、やわらかなムードをミックス。
ネックウォーマー¥25,300/3.1 フィリップ リム ジャパン(3.1 フィリップ リム)  ジャケット¥176,000/PARAGRAPH CO.LTD.(プラン シー) シャツ¥19,800/エストネーション ループタイ¥17,600/TOGA 原宿店(トーガ プルラ)

6 ブルーのフェイクファーのつけ襟が、パテントレザーのハードさを和らげる。
つけ襟¥3,850/レイ ビームス 新宿(レイ ビームス) ジャケット¥116,820/ヒラオインク(ナヌーシュカ) トップス¥20,900/ドール(フミエタナカ) スカート¥41,800/オーラリー

7 オーバーサイズのアウターには、結び目を強調したダウンマフラーでグラフィカルに味つけして。
ダウンマフラー¥31,900・コート¥264,000・トップス¥75,900/イザ(ニナ リッチ) パンツ¥31,900/コロネット(デザイナーズリミックス) イヤーカフ¥14,300/トムウッド プロジェクト(トムウッド) ピアス¥46,200/エスケーパーズ オンライン(アグメス)

8 大人っぽいタートルネックタイプ。カジュアルなデニムをモードに昇華させるアクセントに。
ストール¥71,500・コート¥99,000・ピアス¥29,700/マルジェラ ジャパン クライアントサービス(エムエム6メゾン マルジェラ) ニット¥42,900/グルッポタナカ(リビアナ コンティ)

主役級レギンスで、個性を主張する足もとに

今季、着こなしを決めるスパイス。秋を呼ぶの画像_3

テクニカルな素材で覆った脚に重ね着をするのが旬なバランス。

1 つま先までサイケ柄な厚手のレギンスは、スリットから足がのぞく巻きスカートと合わせて。肌見せを抑制しても、センシュアルなムードはそのままに。
レギンス¥78,100/エミリオ・プッチ ジャパン(エミリオ・プッチ) コート¥52,800/エスストア(シー) シャツ¥81,400/ビオトープ(ガブリエラ コール ガーメンツ) ネックウォーマー¥24,200/PARAGRAPH CO.LTD.(プラン シー) 巻きスカート¥50,930/ヒラオインク(ナヌーシュカ) 靴¥93,500/セルジオ ロッシ カスタマーサービス(セルジオ ロッシ) イヤーカフ¥153,000/エスケーパーズ オンライン(ソフィー ブハイ)

2 トラッドなチェックスカートに色気を薫らせるのは、レザーのレギンス。今季はブラウンを手に取って。
レギンス¥45,100/サザビーリーグ(ウォルフォード) スカート¥96,800/PARAGRAPH CO.LTD.(プラン シー) 靴¥99,000/シジェーム ギンザ(プロエンザ スクーラー) トップス¥29,700/TOGA 原宿店(トーガ プルラ)

3 ローズプリントにスポーティなロゴ入りのトレンカタイプには、ロマンティックなレースのスカートを。ブラックアイテムを駆使したミックス&マッチが完成。
レギンス¥38,500/エドストローム オフィス(パコ ラバンヌ) スカート¥57,200/ビームス ウィメン 原宿(ユハン ワン) タイツ¥1,859/H3O ファッションビュロー(カルツェドニア) 靴¥34,100/エストネーション(チェンバー) トップス/スタイリスト私物

厚手のグローブで、着こなしにメリハリを

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インパクトをもたらす手もとの素材感とディテールに視線を集中させて。

4 淑女なドレスをオフビートに転換させる真っ赤なレザー。
グローブ¥39,600・レースドレス¥110,000・中に着たプリントドレス¥58,300・ピアス¥13,200(すべてトーガ)・トップス¥47,300(トーガ × トモオ ゴキタ)/TOGA 原宿店

5 花柄のロンググローブをメインにニットカフスで、可憐さを加えて。シンプルなニットを旬に着る。
グローブ¥18,700/マメ クロゴウチ オンラインストア(マメ クロゴウチ) ニットカフス¥31,900/シジェーム ギンザ(キャサリンオッシ) トップス¥36,300/パッチワークス(タナカダイスケ)

6 ピンストライプのブラウスに、コーデュロイのジャケット。知的な装いにグローブを投入して、ユーモアをひとさじ。
グローブ¥33,000/YOHEI OHNO ジャケット¥133,100/ゴールデン グース 東京店(ゴールデン グース) ブラウス¥29,700/コロネット(デザイナーズリミックス) ブローチ¥24,200/グルッポタナカ(リビアナ コンティ) パンツ¥35,200/ハルミ ショールーム(リブ ノブヒコ)

"ジュエリー以上洋服未満"で一点豪華主義に飾る

今季、着こなしを決めるスパイス。秋を呼ぶの画像_5

服とジュエリーの中間にあるような装飾アイテムを、レイヤードの仕上げに。

7 ビーズを縫いつけたバンダナで華やかにネックマーク。
スカーフ¥59,400/イザベル マラン ベスト(アウターとセット販売)¥75,900/ドメニコアンドサビオ 

8 黒いボールビーズのハーネスで、マーブル柄のラメトップスをゴスに味つけ。変化球アイテムはジュエリー以上のデコレーション効果あり。
ハーネス¥23,100/DELTA(サスキア ディッツ) トップス¥41,800/ビームス ウィメン 原宿(テセイ) パンツ¥53,900/THE WALL SHOWROOM(フェティコ)

9 まるでワンショルダーのベストのようなボディバッグが新鮮。シンプルなスタイルに眩しいほどのきらめきを添えてモードに魅せる。
ボディバッグ¥68,200/ブランドニュース(カラ) ジャケット¥38,500/ジャンシドゥーム トップス¥19,800/THE WALL SHOWROOM(イロット)

SOURCE:SPUR 2021年11月号「秋を呼ぶ、"味変"小物」
photography: Genki Nishikawa 〈MILD inc.〉 styling: Kanako Sugiura hair & make-up: Yoko Hirakawa 〈mod’s hair〉 model: Sen text: Aika Kawada edit: Ayana Takeuchi